レンタルポケット型WiFiのおすすめ6社！海外利用やレンタル以外の手段も紹介

海外旅行や出張でインターネットが使いたい、その際に便利なのがレンタルポケット型WiFiです。

本記事では、海外・国内のレンタルポケット型WiFiの選び方やおすすめの会社契約型との比較、注意点を紹介します。

本記事を読むことで、あなたにとって最適なサービスが見つかります。ぜひ参考にしてみてください。

※この記事は2024年11月時点での情報です。料金やキャンペーン情報は変動する可能性があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

レンタルポケット型WiFiを選ぶポイント

ここでは、レンタルポケット型WiFiの選び方を解説します。

対応エリアを確認する

レンタルポケット型WiFiは全ての国や地域で使えるものではないため、対応エリアを確認しましょう。

特に海外で使用したい場合、会社によって対象エリアが異なるので、公式サイトなどで確認することをおすすめします。

また、ポケット型WiFiは基本的に申し込んだ国でしか利用できません。

例えば、ベトナムで利用する目的でレンタルポケット型WiFiを契約した人が、日本国内でも利用したいという場合は、別途日本対応のプランを契約しなくてはいけませんので注意してください。

もし複数の国で利用したい場合は、周遊プランのある会社を選ぶと便利です。

料金を比較する

レンタルポケット型WiFiを選ぶ際は、利用料金を比較して検討しましょう。

料金を比較する際は、以下の項目を確認する必要があります。

利用期間

レンタルポケット型WiFiを利用する際は、1日単位のプランや1ヶ月単位のプランなどがあります。WiFiレンタルどっとこむとNETAGEを例に、WiMAX X11の料金の違いを見てみましょう。

(税込)	1日のみ利用の料金	30泊31日の料金
WiFiレンタル どっとこむ	700円	9,800円
NETAGE	715円	9,460円

短期1日の利用では、WiFiレンタルどっとこむの方が安く利用できます。しかし、30泊31日のプランでは、NETAGEの方が340円お得になります。

このように、1日単位で利用する方がお得なサービスもあれば、長期利用の方がお得なサービスもあります。利用期間によって、最適なサービスが変わってくるのです。

そのため、自分の利用期間にあわせて、各サービスの料金を比較することが重要です。

渡航先

海外用の場合は利用期間だけではなく、渡航先によっても料金が異なります。WiFiBOXを例に、料金がどう変わるのか見てみましょう。

この表から分かるように、海外でポケットWiFiをレンタルする場合、データ容量と渡航先によって料金が異なります。

渡航先に合わせて、最もお得なレンタルサービスを選ぶことが重要です。

データ容量を決める

レンタルポケット型WiFiを選ぶ際は、データ容量にも注目しましょう。データ容量には小容量(500MB/日など)から無制限まであります。

データ無制限であれば、通信量を気にせず使用できます。ただし、料金が高くなるので要注意です。

WiFiBOX(渡航先:韓国)を例に、データ容量の種類と料金を紹介します。

	(税込)
500MB	390円/日
1GB	690円/日
無制限	990円/日

出費を抑えたい場合は、500MB/日などの低容量プランを選ぶとよいでしょう。

ポケット型WiFiをレンタルする際は、予想されるデータ使用量と予算を比較しながら、最適なプランを検討することが重要です。

1GBでできることの目安

サイト閲覧	約6,600ページ
LINEビデオ通話	約3時間
ネット動画閲覧	約4時間
YouTubeの高画質動画	約1.5時間

海外利用におすすめレンタルポケット型WiFi

海外利用でおすすめのレンタルポケット型WiFiを紹介します。下の表では、各社の料金や使用可能なデータ容量を比較しています。

もっと見る

(税込)	レンタル料金(韓国)	レンタル料金(台湾)	レンタル料金(ハワイ)	データ容量	対応国・地域数
グローバルWiFi	1.1GB：1,170円/日 無制限：1,870円～/日	1.1GB：1,370円/日 無制限：1,870円～/日	1.1GB：1,470円/日 無制限：2,170円～/日	無制限 1.1GB/日 600MB/日 300MB/日	200以上の国・地域
jetfi	1GB：1,270円/日 無制限：2,070円/日	1GB：1,570円/日 無制限：2,200円/日	1GB：1,570円/日 無制限：2,670円/日	無制限 1GB/日 500MB/日 350MB/日	100ヵ国以上
HISモバイルWi-Fi	1GB：- 無制限：1,260円/日	1GB：- 無制限：1,260円/日	1GB：- 無制限：1,400円/日	無制限 500MB/日	150以上の国・地域
JAL ABC	1GB：- 無制限：1,150円/日	1GB：- 無制限：1,250円/日	1GB：- 無制限：1,250円/日	無制限	170ヵ国以上
WiFiトラベル	1GB：- 無制限：1,100円～/日	1GB：- 無制限：1,100円/日	1GB：- 無制限：1,390円/日	無制限 500MB/日	120ヵ国以上

料金は、韓国・台湾・ハワイでそれぞれ1GBと無制限の金額を比較しました。

料金、データ容量などがサービスによって全く異なることがわかります。

安さだけでなく、渡航先に対応しているか、データ容量は必要なだけあるのかどうかなど総合的に判断した上で選ぶようにしましょう。

WiFiBOX｜前日受取が可能

レンタル料金(税込) 韓国	1GB：690円/日 無制限：990円/日
レンタル料金(税込) 台湾	1GB：690円/日 無制限：990円/日
レンタル料金(税込) ハワイ	1GB：690円/日 無制限：990円/日
対応国・地域数	約130
利用期間	1日～
データ容量	無制限 1GB/日 500MB/日
充電持続時間	12時間

WiFiBOXは、Webで予約し専用BOXでの貸出・返却で完結するレンタルサービスです。

渡航までの時間に余裕がなくても利用開始の2日前に無料で受け取れるので、サクッとWiFiを借りることができます。また、予約は受取当日でも可能です。

端末はWiFiとモバイルバッテリーが一体となっているため、充電しながらWiFiを利用可能です。

自前のモバイルバッテリーを持っていく必要もなく、荷物も減らせます。

端末は、空港のほか、駅や宿泊場所など様々な場所で受取が可能。

多くの場所でレンタル・返却ができるため、出国前や帰国後に立ち寄った場所でも手続きできます。

WiFi BOX詳細はこちら

フォートラベル GLOBAL WiFi｜海外200以上の国と地域で使える

レンタル料金(税込) 韓国	1.1GB：299円～/日 無制限：475円～/日
レンタル料金(税込) 台湾	1.1GB：284円/日 無制限：409円～/日
レンタル料金(税込) ハワイ	1.1GB：273円/日 無制限：496円～/日
対応国・地域数	200以上
利用期間	1日～
データ容量	無制限 1.1GB/日 600MB/日 300MB/日
充電持続時間	10～15時間 （一部の小型端末は3～5時間）

フォートラベル GLOBAL WiFiは、安い料金、幅広いサポートが特徴です。

200以上の国や地域で使えるため、観光地をはじめ様々な国を巡る際にも安心して利用できます。

また、24時間365日カスタマーセンターが受付してくれるため、海外旅行中のトラブルも安心です。

LINEでもサポートしてくれるため、気軽に問い合わせができます。

支払いでは請求書による後払いに対応しています。クレジットカードを持っていない人でも使いやすいレンタルサービスです。

フォートラベル GLOBAL WiFi
詳細はこちら

ZEUS WiFi for GLOBAL｜多言語の通訳オペレーターがいつでも対応

レンタル料金(税込) 韓国	1GB：620円/日 無制限：800円/日
レンタル料金(税込) 台湾	1GB：610円/日 無制限：740円/日
レンタル料金(税込) ハワイ	1GB：610円/日 無制限：850円/日
対応国・地域数	135
利用期間	1日～
データ容量	無制限 1GB/日 500MB/日
充電持続時間	最大13時間

ZEUS WiFi for GLOBALは、WiFiの受取や現地サポートなどが豊富なレンタルサービスです。

端末は出発日の最大8日前から受取可能で、忙しい方でも焦らずに手配可能です。

また、24時間365日現地での翻訳サポートがつきます。

通常1日550円(税込)かかるサービスですが、無料で利用可能です。(終了日未定)

初めて海外へ行く人には安心のサービスといえます。

さらに、今なら通常550円かかる送料を0円で利用できます。(終了日未定)コストをかけず、色々なサポートを利用できるポケット型WiFiのレンタルサービスなので、ぜひお試しください。

ZEUS WiFi for GLOBAL
詳細はこちら

国内利用におすすめレンタルポケット型WiFi

海外だけでなく、国内でおすすめのレンタルポケット型WiFiも紹介します。下の表を参考に、料金や選択できるデータ容量をチェックしてみてください。

もっと見る

(税込)	1日の料金	30泊31日の料金	データ容量	対応エリア
WiFiレンタル本舗	220円～	3,300円～	無制限 300GB 100GB/月 30～50GB 10GB/月 5GB/月	SoftBank Y!mobile docomo クラウドSIM UQ WiMAX
WiFi東京レンタルショップ	‐ (※1泊2日660円～)	6,380円～ (29泊30日の場合)	無制限/日 5GB/日 3.2GB/日 3GB/日	クラウドSIM WiMAX
e-ca	496円～	3,965円～	無制限 50GB/月 30GB/月 6GB/月 5GB/月	SoftBank docomo au トリプルエリア UQ WiMAX
カシモバ	‐ (※1泊2日460円～)	5,560円～	3GB/1泊2日から6泊7日 30GB/1泊2日から7泊8日 30GB/1ヶ月～6ヶ月 50GB/1泊2日から6泊7日 50GB/1ヶ月～6ヶ月 100GB/1泊2日から7泊8日 100GB/1ヶ月～6ヶ月	docomo Y!mobile UQ WiMAX

WiFiレンタル本舗のように、1日の利用料金が220円～(税込)のところもありますが、金額が安ければその分使用できるデータ容量が少ないため、安易に料金だけで決めてはいけません。

自分の目的に適したデータ容量を扱っているか、サポート体制は十分か、端末は選べるかなども確認しましょう。

WiFiレンタルどっとこむ｜最短1泊2日からレンタル可能

1日の料金(税込)	496円～
30泊31日の料金(税込)	3,965円～
対応エリア	SoftBank au UQ WiMAX NTT docomo トリプルエリア対応端末
利用期間	1日～
データ容量	無制限 50GB/月 30GB/月 6GB/月 5GB/月

株式会社ビジョンが運営するWiFiレンタルどっとこむは、国内でも特に注目を集めるレンタルポケット型WiFiです。

WiFiレンタルどっとこむは、1日からレンタルできるのが魅力です。

WiFiレンタルどっとこむなら、日帰り旅行や出張で利用するのに便利です。その他、端末はコンビニでも受け取れます。

空港カウンターや宅配で受け取れるサービスは多いですが、コンビニでも受け取れるレンタルポケット型WiFiは便利ですね。

他にもWiFiレンタルどっとこむは、WiMAXやSoftBankの5Gに対応した製品や、トリプルエリアに対応した端末など種類が豊富なのも魅力でしょう。

製品によって最大速度やバッテリー持ちは異なるので、自分の好みに適した端末を選べるのはWiFiレンタルどっとこむのメリットです。

【WiFiレンタルどっとこむ】
詳細はこちら

NETAGE｜平日17時までの申込みで即日発送

1日の料金(税込)	495円～
30泊31日の料金(税込)	1,980円～
対応エリア	SoftBank Y!mobile au UQ WiMAX 楽天モバイル docomo クラウドSIM
利用期間	1日～
データ容量	無制限 100GB/月 50GB/月 30GB/月 20GB/月 7GB/月 6GB/月 5GB/月

株式会社モバイル・プランニングが運営するレンタルポケット型WiFiが、NETAGE(ネットエイジ)です。

NETAGEも1日からレンタルできるので、日帰り旅行などで利用したい場合に最適です。また、無制限を含むデータ容量の選択肢が豊富なのも魅力でしょう。

5GB/月の小容量から、100GB/月や無制限といった大容量まで目的に合わせてデータ容量を選択できます。

その他、端末は宅配受け取りや店頭受取、法人専用の当日バイク便に対応しています。店頭受け取り(築地事務所)なら、インターネットからの申し込み後、最短30分で受け取れます。

【NETAGE】詳細はこちら

WiFiレンタル屋さん｜1日あたり390円～

1日の料金(税込)	– (※1泊2日780円)
30泊31日の料金(税込)	5,850円～
対応エリア	SoftBank docomo au クラウドSIM UQ WiMAX
利用期間	1泊2日～
データ容量	無制限 100GB/月 90GB/月 50GB/月 30GB/月 20GB/月 50GB/レンタル期間中 10GB/レンタル期間中

WiFiレンタル屋さんは、株式会社ジェイフィールドが提供する国内向けのレンタルポケット型WiFiです。WiFiレンタル屋さんには次の特徴があります。

WiFiレンタル屋さんは、空港や郵便局の他にも店頭受け取りなど、数多くの受取方法に対応しています。店頭受け取り(秋葉原店)であれば、注文したその日に端末が手に入ります。

また、受取と返却のどちらも店頭で行えば、往復送料の税込1,100円を0円で利用できます。

その他、WiFiレンタル屋さんはスピード配送に対応しているのも魅力でしょう。17時までに申し込めば、当日中に端末を発送してくれます。最短で注文日の翌日午前中に届くため助かります。

なお、WiFiレンタル屋さんは、レンタル実績100万件を達成した信頼できるレンタルポケット型WiFiです。

実績のある会社でレンタルしたい方は、WiFiレンタル屋さんを検討してみてください。

【WiFiレンタル屋さん】
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レンタルは本当にお得？契約型との料金比較

ここでは、WiMAXのレンタル料金と契約した場合の料金を比較します。

1日限りといった短期間の利用ではレンタル型の方がお得に使えるケースが多いが、数か月以上の利用では契約型の方がお得に利用できるケースもあります。

レンタル型は端末代金や解約金がかからないため、1日や～数か月の利用であればコストを抑えて、契約型よりもお得に利用できます。

しかし、数か月以上の長期利用の場合、端末代金を支払う必要があっても、総額でみると契約型の方がお得に利用できるケースが増えていきます。

そのため、短期ならレンタル型、長期なら契約型の利用がおすすめです。

レンタルポケット型WiFi申し込みの注意点

国内・国外問わず、レンタルポケット型WiFiを申し込む際の注意点を解説します。特に長期利用や端末紛失時に支払う金額は大きいので注意してください。

レンタル期間によって安い会社が異なることに注意

レンタル期間によって価格が安い会社が異なる点も注意が必要です。

例えば、FS030W(50GB)の料金をWiFiレンタル屋さんとWiFiレンタルどっとこむで比較してみます。 1泊2日だけ利用の場合、WiFiレンタル屋さんが税込980円、WiFiレンタルどっとこむが税込4,400円円と、WiFiレンタル屋さんの方がかなりお得に利用できます。

しかし、1か月(30泊31日)プランで比較すると、WiFiレンタル屋さんは税込7,350円、WiFiレンタルどっとこむは税込6,600円と、長期間であればiFiレンタルどっとこむの方がお得になります。

端末や比較するサービスによって異なりますが、レンタル期間によってお得なプランが変わることがあるため、注意が必要です。

長期利用なら契約型の方がお得

レンタルポケット型WiFiは、長期利用の場合金額が高くなるため注意しましょう。

例えば、カシモWiMAX(契約型)とWiFiレンタルどっとこむ(レンタル型)の金額を比較してみます。

※別途、送料や割引キャンペーンが適用される場合があります。

6ヵ月目に解約した場合、WiFiレンタルどっとこむの総支払額は57,200円(税込)となっており、カシモWiMAXの52,668円(税込)を超えてしまいます。

この2社の比較から、長期利用の場合は、契約型のほうが安くなることもあるということが分かります。

したがって、長期間WiMAXの利用を検討している場合は、レンタル型だけでなく契約型のサービスも比較検討してみることをおすすめします。

故障や紛失時の費用が高い

レンタルポケット型WiFiは、故障や紛失時の費用が高額なので注意してください。例えば、グローバルWiFiの弁済金(再調達代金)を一部紹介します。

安心補償オプションに加入していない場合、最大15,000円(税込)(端末本体)の弁済金を請求されます。

端末を収納するコンパクトなポーチでさえ、破損や紛失してしまうと最大1,000円(税込)のペナルティです。

なお、グローバルWiFiには3タイプの安心補償オプションが用意されており、種類によって負担する弁済金の額が異なります。

いずれにしても、端末の破損や紛失は高額なので、心配であれば申し込み時に安心補償オプションに加入しておきましょう。

レンタルポケット型WiFiの申し込みから返却までの流れ

最後に、ポケット型WiFiのレンタル申し込みから返却までの流れを解説します。

例として、海外用WiFiレンタルサービスのグローバルWiFiの申し込み方法をお伝えしますが、他社でも基本的な流れは同じなので参考にしてください。

1.申し込み～決済まで

申し込みページより渡航日程と渡航先を選択し、利用プラン(データ容量)を選びましょう。

また、安心補償オプションの追加や、場合によってはモバイルバッテリーなどの付属品も選択してください。

安心補償オプションは契約時にしか加入できないので注意してください。渡航中急に契約したいと思っても受け付けてくれません。

次に決済方法も選択します。ほとんどの場合、クレジットカード払いしか認められませんので注意してください。(※グローバルWiFiは帰国後にコンビニなどで後払いも可能)

2.機器の受け取り

端末の受け取り場所を指定しましょう。基本的に空港カウンターや自宅での受け取りが選べます。グローバルWiFiであれば、現地での受け取りも可能です。

なお、端末は基本的にケーブルやアダプターなどとセットで届きます。

中身を紛失したり破損したりすると、弁済金を請求されるので、注意が必要です。

3.現地での利用

渡航先に着いたら、端末の電源を入れパスワードを入力しましょう。

なお、グローバルWiFiの端末を利用する際は、出国前にスマートフォンにてIDおよびパスワードを設定しておく必要があります。

4.機器の返却

端末は、国内の空港カウンターで返却できる他、宅配便も使用できます。その他、グローバルWiFiは現地での返却も可能です。

まとめ

今回は、海外・国内で利用できるおすすめのレンタルポケット型WiFiを紹介してきました。

レンタルポケット型WiFiは短期の旅行や出張に便利です。一方で、利用する期間が長くなると支払い負担が大きくなるので注意しましょう。

長期間利用するのであれば、契約型のポケット型WiFiも検討してみてください。

自分の目的に合わせて、お得に使えるポケット型WiFiを選びましょう。