【検証】WiMAXの速度は遅い?実測値を計測してみた!

※当記事はPRを含みます。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

本記事では、WiMAXの実測値を実機を用いて検証した結果を紹介します。

結論、WiMAXの速度は速く基本的にどのような状況でもストレスなく利用できることがわかりました。

詳しい検証内容や実測値について詳しく解説していきます。

他社の通信回線とも比較するので、WiMAXのリアルな使用感を知りたい方はぜひこのまま読み進めてみてください。

※この記事は2025年1月時点での情報です。料金やキャンペーン情報は変動する可能性があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

【結論】WiMAXは地下や高層階でも通信速度が速い!

今回の検証では以下のことがわかりました。

WiMAXの検証結果
  • ①オフィス5階:190.61Mbps(とても速い)
  • ②地下鉄:178.18Mbps(とても速い)
  • ③高層階:204.38Mbps(とても速い)
  • ④通信制限:3日間に60GBまで使ったがかからなかった(実質無制限)
  • ※必要な通信速度は30Mbps程度

地上や地下、高層ビルでの検証を行いましたが、どの場所で利用しても問題なく利用できることがわかりました。

高画質の動画を視聴したり、オンラインゲームをプレイしたりするのに必要な通信速度は30Mbps程度。

今回の検証結果では、どの場所で計測しても30Mbpsを下回ることはありませんでした。

また、WiMAXでは一定期間内に大量のデータ通信があった場合通信制限がかかる可能性があります。

編集部にて、3日間で60GB程度利用して検証してみましたが、通信制限にかかることはありませんでした。

日常使いであれば、通信制限を気にする必要はないと言えるでしょう。

これらの結果より、WiMAXは高速通信を速度制限なく利用できることがわかりました。

詳しい検証内容や実測値について解説するので、気になる方はこのまま読み進めてみてください。

快適に利用できる速度ってどれくらい?

通信を快適に利用できる速度の目安をまとめました。

速い速度の目安
  • 下り速度:30Mbps以上
  • 上り速度:10Mbps以上
  • ping値(応答速度):50ms以下

カシモWiMAXで提供している3機種の下り最大通信速度はこちらです。

端末名 下り最大通信速度 上り最大通信速度
DOCK 5G 3.5Gbps 286Mbps
5G X12 3.9Gbps 183Mbps
HOME 5G L13 4.2Gbps 286Mbps

最大通信速度を見ると、必要な通信速度を大幅に超えていて問題なく利用できるように見えます。

しかし、こちらの速度は理論値となっており、WiMAXを実際に利用していてこの速度が出るとは限りません。

そこで本記事では、編集部が実際にWiMAXを利用してわかった実測値をまとめました。

実際の環境でどれくらいの速度が出るのか確認して参考にしてください。

実測値の検証結果はこちら
WiMAXの速度をレビュー

実測値とは?最大通信速度との違い

実測値とは実際の使用環境で測定された速度で、多くの要因によって影響を受けます。

干渉や障害物、デバイスの数や種類などが実測値に影響を与える主な要因です。

対して最大通信速度とは、あくまで理論上の最高速度のことを指します。

干渉や障害物がなく、最良の状態が整った場合に出せる最大値です。

そのため、実測値は最大通信速度に比べて低くなるのが一般的です。

最大通信速度が速くても、実測値が低い場合もあるので注意しましょう。

下り速度の目安:30Mbps以上

下り速度は、インターネットからデータをデバイスに転送する速度を指します。

この速度が高いほど、ウェブページの読み込み、動画のストリーミング、ファイルのダウンロードが速くなります。

用途 下り速度目安
Webサイト視聴 10Mbps
Instagram 10Mbps
YouTube(通常画質) 10Mbps
ZOOM 20Mbps
オンラインゲーム 35Mbps

基本的には、下りの通信速度で30Mbps出ていれば快適に利用できることがわかります。

上り速度の目安:10Mbps以上

上り速度は、デバイスからインターネット上にデータを送信する速度のことを指します。

この速度が高いほど、メールの送信、アップロードなどの品質が向上します。

用途 上り速度目安
メール・SNS送信 1.0Mbps
SNS写真投稿 3.0Mbps
動画投稿 10.0Mbps

基本的には、上りの通信速度で10Mbps出ていれば快適に利用できることがわかります。

ping値(応答速度)の目安:50ms以下

Ping値は、ネットワーク通信の応答速度のことを指します。

この速度が低いほど、反応が速くなり、動作の操作性が向上します。

用途 Ping値(ms)
メール・SNS 50ms
Webサイト視聴 50ms
YouTube 50ms
ZOOM 30~50ms
オンラインゲーム 30~15ms

FPSや格闘ゲームなどのオンラインゲームはより速い反応速度が必要ですが、基本的にping値は50ms出ていれば快適に利用できることがわかります。

WiMAXの速度をレビュー!実測値はどれくらい?

以下の環境で利用してWiMAXの実測値を確認してみました。

計測した環境

検証に用いた端末は以下の5つです。

端末名 DOCK 5G
(モバイルルーター)
X12
(モバイルルーター)
X11
(モバイルルーター)
Galaxy 5G
(モバイルルーター)
L13
(ホームルーター)
下り最大
通信速度
3.5Gbps 3.9Gbps 2.7Gbps 2.2Gbps 4.2Gbps
上り最大
通信速度
286Mbps 183Mbps 183Mbps 183Mbps 286Mbps

現在カシモWiMAXでは、DOCK 5G・X12・L13以外の取り扱いはありません。

しかし今回は、旧端末との比較をしてどれほど改善されたのかもチェックしていきます。

まずは、速度の測定方法から解説していきます。

通信速度を測定する方法

通信速度の測定には、専用のサイトやアプリを用います。

「通信速度 チェック」などと調べると様々な測定ツールを無料で利用できます。

今回の検証では、「USENのインターネット回線スピードテスト」を使用してみました。

▼実際に計測をしている画面

この記事では、それぞれの端末で3回測定してその平均値を実測値として解説します。

それではWiMAXの実測値を見ていきましょう。

【オフィス】WiMAX速度の実測値

編集部が普段働いている東京都中央区のオフィス5階で利用してみました。計測の結果はこちらです。

(Mbps) DOCK 5G X12 X11 Galaxy 5G
(SCR01)
L13
下り 190.61Mbps 83.22Mbps 59.32Mbps 26.57Mbps 60.46Mbps
上り 99.64Mbps 24.99Mbps 14.22Mbps 9.92Mbps 19.30Mbps
Ping 25ms 22.33ms 19.67ms 36.33ms 23.67ms

下り速度で言うとDOCK5Gは190.61Mbps、X12は83.22Mbps、L13は60.46Mbpsとかなり速い速度が出ていることがわかります。

目安として30Mbps出ていれば快適に利用できるので、実際に高画質でのYouTube視聴やオンラインゲームをプレイしてみました。

▼WiMAXを使って高画質で動画視聴

動画もオンラインゲームもカクカクと止まることなく、ストレスなく利用できました。

地上や家・オフィスなど、日常使いでは問題なく快適に利用できることがわかります。

また、新しい端末になるほど通信速度が上がっており、端末スペックの向上も伺えます。

【地下】WiMAX速度の実測値

▼【地下】東京メトロ有楽町駅で計測

地下での利用はどうでしょうか。

実際に、東京メトロ有楽町駅で利用して実測値を測った結果がこちらです。

(Mbps) DOCK 5G X12 X11 SCR01
下り 178.18Mbps 64.02Mbps 62.19Mbps 61.04Mbps
上り 23.73Mbps 21.99Mbps 22.24Mbps 22.11Mbps
Ping 34ms 38.67ms 34.67ms 38.00ms

地下でのDOCK5Gの通信速度は、178.18Mbpsとかなり速い速度を計測しました。

一般的にWiMAXの使用している電波は障害物に弱く、山間部や地下ではつながりづらいと言われています。

しかし、今回計測した東京メトロ有楽町駅ではストレスなく高速な通信を体感できました。

地上の速度と比べると10Mbpsほど劣るものの、その差を感じることなく同じ感覚で利用できました。

【高層階】WiMAX速度の実測値

東京都千代田区の高層ビル14階でつながりやすさも検証してみました。

▼高層階での検証の様子

検証結果は以下の通りです。

(Mbps) DOCK 5G X12 X11 SCR01
下り 204.38Mbps 45.79Mbps 19.50Mbps 36.09Mbps
上り 2.19Mbps 4.41Mbps 4.05Mbps 10.94Mbps
Ping 28ms 43.00ms 38.67ms 34.67ms

高層階でも快適に利用できました。

下り速度を見てみると204.38Mbpsと、高画質での動画視聴やオンラインゲームも快適に利用できる速度が出ていました。

こちらも実際に動画視聴やオンラインゲームをプレイしてみましたが、ストレスなく利用できました。

【4G・5G】WiMAX速度の実測値

カシモWiMAXで提供しているSpeed Wi-Fi 5G X12では、4G回線と5G回線のネットワークモードどちらかを選択できます。

そこで、4Gと5Gで通信速度に変化があるのか検証してみました。

▼ネットワークモードを変更している画面
ネットワークモードを変更している画面

検証の結果は以下の通りです。

(Mbps) 4G回線 5G回線
下り 27.30Mbps 55.26Mbps
上り 0.60Mbps 1.92Mbps
Ping 67ms 51ms

検証の結果、下り速度の平均値は5G回線の方が約20~30Mbpsほど通信速度が速いことがわかりました。

ただし、4G回線の領域でも27.30Mbpsものスピードが出ているので問題なく利用できるでしょう。

自分の利用したい地域が4G通信にしか対応していなくても、ZOOMやオンラインゲームをプレイできます。

5G回線対応エリア外の方も実質無制限で十分にネット回線を利用できるので、不安だった方もぜひWiMAXの利用を検討ください。

WiMAXと他インターネット回線の速度比較

WiMAXの通信速度と他インターネット回線との速度比較をしました。WiMAXの速度は他回線と比較して速いのか見ていきましょう。

比較するインターネット回線は以下の通りです。

光回線
  • ドコモ光
  • auひかり
  • ソフトバンク光
ホームルーター
  • home 5G
  • ソフトバンクエアー
ポケット型Wi-Fi
  • ドコモ:Wi-Fi STATION SH-54C
  • ドコモ:Wi-Fi STATION SH-54C

※引用:みんなのネット回線速度

WiMAXと光回線の速度を比較

WiMAXと光回線の速度を比較してみました。結果は以下の通りです。

サービス名 下り 上り Ping
ホームルーター(L13)
264.78Mbps 27.57Mbps 42.93ms
421.51Mbps 357.31Mbps 19.83ms
610.31Mbps 576.06Mbps 15.86ms
439.43Mbps 354.98Mbps 18.23ms

WiMAXと光回線の速度を比較した結果、光回線の方が圧倒的に速いことがわかりました。

WiMAXの下り速度が約110Mbpsなのに対して、光回線は400~600Mbps前後と5倍ほどの速度が出ています。

今回の検証では、WiMAXでも動画の視聴やオンラインゲームを快適に利用できました。

しかし、コンマ数秒のラグが勝敗を分けるゲームをプレイするなどの用途であれば、光回線がおすすめでしょう。

WiMAXと他社のホームルーターを比較

WiMAXのホームルーターと他社のホームルーターを比較してみました。比較した結果がこちらです。

サービス名 下り 上り Ping
ホームルーター(L13)
264.78Mbps 27.57Mbps 42.93ms
206.12Mbps 19.29Mbps 43.31ms
131.8Mbps 10.79Mbps 44.47ms

WiMAXが最も速く、その次にドコモのhome 5G、ソフトバンクエアーという結果になりました。

使用する環境にもよりますが、264Mbpsの速度が出ているので動画視聴などの普段使いで通信品質に悩むことはないでしょう。

WiMAXと他ポケット型Wi-Fiの速度を比較

WiMAXのポケット型Wi-Fiと他社のポケット型の速度を比較しました。比較の結果はこちらです。

端末名 下り 上り Ping
Speed Wi-Fi DOCK 5G 01
(カシモWiMAX)
190.61Mbps 99.64Mbps 25ms
Speed Wi-Fi 5G X12
(カシモWiMAX)
180.67Mbps 25.93Mbps 38.05ms
Wi-Fi STATION SH-54C
(ドコモ)
477.97Mbps 33.11Mbps 38.53ms
Pocket WiFi 5G A102ZT
(ソフトバンク)
68.76Mbps 11.85Mbps 41.4ms

検証の結果、ドコモのポケット型Wi-Fiが385Mbpsと非常に速い速度が出ることがわかりました。

光回線と比較しても全く遜色のない速度が出ています。

対して、WiMAXは180~190Mbpsとなっています。

ドコモと比較すると遅く感じてしまいますが、それでも速く快適に利用できます。そのため、動画視聴やオンラインゲームなども、ストレスなく利用できるでしょう。

ただし、ドコモのポケット型Wi-Fiは「eximo」や「ahamo」などのスマホプランを契約する必要があるので注意しましょう。

以下の記事では、Speed Wi-Fi 5G X12のスペックを徹底レビューしています。実際に使った検証結果をまとめているので気になる方はぜひ参考にしてみて下さい。

WiMAXで大容量使用すると速度制限にかかる?

WiMAXでは一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。

では、実際にどれほどのデータ容量を使えば通信制限にかかるのでしょうか?

【検証結果】3日間で約60GB使用しても通信制限にはかからない

こちらも編集部で実機検証をしてみました。

▼通信制限の検証

結論、3日間で約60GB使用しましたが通信制限にはかかりませんでした。

総務省の調査によると、スマホ利用者の約半数が「2GB/月」未満しかデータを使用していないようです。

実際の利用シーンだと、PCや家のデータ通信量が加わったとしても、3日間にこれほどのデータ容量を使うことはまずないでしょう。

この結果から、現時点では最大60GB程度の通信であれば、通信制限を気にせず無制限で利用できることがわかりました。

WiMAX 2+:3日間で10GB以内の制限

現行のWiMAX +5Gでは、基本的に通信容量の制限はありません。

一方で、2022年6月頃までに契約された旧プラン(WiMAX 2+)を利用している場合、通信制限がかかる可能性があります。このプランでは、前日までの直近3日間で合計10GB以上(WiMAX 2+とau 4G LTEのデータ容量の合計)利用すると、ネットワークが混雑する時間帯(18時頃から翌日2時頃)に通信速度が概ね1Mbpsに制限されます。

1Mbpsの速度は、YouTubeを標準画質で視聴する程度であれば問題なく利用できるレベルです。そのため、通信制限がかかった場合でも、日常的なインターネット利用に大きな支障はないでしょう。

プラスエリアモード:30GB以内の制限

現行のWiMAX +5Gでは、利用シーンに合わせて「スタンダードモード」と「プラスエリアモード」が選択できます。

スタンダードモードは、基本的に通信容量の制限がありません。

一方、プラスエリアモードは、月額1,100円(税込)でプラチナバンドを利用できる通信モードです。プラチナバンドは障害物に強い特性があり、建物の中や山間部などでも安定した通信が可能になります。ただし、このモードには当月の利用量が30GBを超えると送受信速度が最大128kbpsに制限されます。

日常的な使い方と組み合わせて、必要に応じて切り替えるとより快適に利用できるでしょう。

プラスエリアモードについては以下の記事でも詳しく解説しています。安定した通信環境を利用したい方はぜひ参考にしてみて下さい。

おすすめのプロバイダ

契約するWiMAXプロバイダで通信速度が変わることはありません。

ズバリ、プロバイダを選ぶ基準は「料金」と「キャンペーン内容」です。

プロバイダ選びを間違えることで損をする可能性があるので、自分に合ったプロバイダの選択がおすすめです。

WiMAXのプロバイダとは?

WiMAXを提供しているのはUQモバイルでおなじみのUQコミュニケーションズです。

しかし、世の中には様々なWiMAXのサービスがありますよね。

これらのWiMAXを販売している代理店のことを「プロバイダ」と呼びます。

提供している回線は同じなので、端末が同じであれば通信品質は変わりません。

▼WiMAXのプロバイダの例
  • カシモWiMAX
  • Broad WiMAX
  • GMOとくとくBB

カシモWiMAXがおすすめ!

kashimo

MEモバイルが運営するカシモWiMAXであれば、端末料金を実質無料でご利用いただけます。

通常、月々のお支払いが「端末代+プラン料金」なのに対し、「プラン料金」のみでWiMAXを利用できます。

UQモバイルと3年間の料金を比較してみました。

(税込) UQWiMAX カシモWiMAX
初月プラン料金 4,268円 1,408円
2~36ヶ月プラン料金 ~13ヶ月目:4,268円
14ヵ月目~:4,950円
4,818円
端末代 27,720円
→キャンペーン適用で6,732円
27,720円
→端末分割サポート(36回)で0円※
キャッシュバック - Amazonギフト券10,000円
3年間トータル 179,366円 163,338円

※3年分割払いで毎月の支払いは端末分割代金は割引が入ります、解約時には残債が発生します。

3年間の総額で、16,028円の節約ができることになります。

お申し込みしていただいた、お客様にはAmazonギフト券10,000円分お受け取りいただけます。

申請する必要はなく、開通から3ヶ月後にメールにてお送りいたしますので、忘れてしまうといったことはございません。WiMAXをご利用になりたい方は、ぜひカシモWiMAXをご検討ください。

【カシモWiMAX公式】詳細はこちら


ぜひ、カシモWiMAXの評判や口コミをまとめた記事も参照してください。

いろいろなプロバイダを比較検討したい方は、WiMAXおすすめプロバイダを徹底比較した記事がおすすめです。

WiMAXが遅い場合の対処法は?

ここまで、WiMAXの実測値を検証し、日常生活で問題なく利用できることがわかりました。

しかしながら、通信環境や時間帯等によって遅いと感じてしまう可能性があります。WiMAXの速度が遅いと感じた場合はこちらの点を確認してみましょう。

ルーターを再起動する

WiMAXの速度が遅い、または繋がらないと感じたときは、まず端末を再起動してみましょう。

再起動方法

  • X12:端末の電源ボタンを長押し
  • DOCK5G:設定→再起動をタップ
  • L13:電源プラグを差し直す

また、状況によっては「システム」メニューから「リセット」を選択し、工場出荷状態に戻す方法もあります。ただし、リセットを実行すると設定が初期化されるため、必要なデータや設定内容を事前に確認しておくことをおすすめします。

ルーターの周波数を変更する

ルーターの周波数を変更することで、通信速度が改善する場合があります。

WiMAXでは「2.4GHz」と「5GHz」の2つの周波数帯を選択できます。

5GHz帯は、通信速度が速く、電波干渉が少ないのが特徴です。ただし、障害物には弱いことがデメリットです。

一方、2.4GHz帯は、障害物に強く、比較的安定して通信できます。ただし、他の家電製品も2.4GHz帯を使用しているため、電波干渉を受けやすいことがデメリットです。

通信環境を改善したいときは、使用環境に応じて設定を変更してみてください。

変更方法
  • X12:画面操作
    └「Wi-Fi設定」→「Wi-Fi 周波数設定」→「帯域設定」
  • DOCK5G:画面操作
    └「設定」→「Wi-Fi 周波数設定」→「帯域設定」
  • L13:SSIDのを変更

置き場所を変える

WiMAXの電波は、家電製品や金属製品、水槽の近くに設置すると不安定になる可能性があります。

そこで、設置場所を工夫するだけで通信環境が改善することがあります。

おすすめの設置場所
  • 床から1~2m離れた高さ
  • 窓際・家の中心
  • 家電・金属・水槽から離れた場所

WiMAX速度に関するよくある質問

WiMAXの速度に関するよくある質問に回答していきます。

通信速度が遅い基準は?

用途別通信速度の目安に達していない場合は、遅いと言えます。

通信速度の目安はこちらです。

用途 下り速度(Mbps)
Webサイト視聴 10Mbps
Instagram 10Mbps
YouTube(通常画質) 10Mbps
ZOOM 20Mbps
オンラインゲーム 35Mbps

これらの速度よりも通信速度の値が小さい場合は、お使いの通信速度は遅いと言えるでしょう。

WiMAXはプロバイダごとに速度が違う?

WiMAXのプロバイダは同じ通信回線を使っているため、速度に違いはありません。

使用環境や測定方法によって多少速度に差が出ますがプロバイダによる原因はありません。

通信速度だけでなく、プロバイダごとで対応エリアの違いもありません。

WiMAX+5GとWiMAX2+の速度の違いは?

WiMAXには、旧プランの「WiMAX 2+」と、現行プランの「WiMAX +5G」があります。現在新規契約が可能なのは「WiMAX +5G」です。

この2つのプランの主な違いは、次の通りです。

違い WiMAX+5G WiMAX2+
回線 au 5G
au 4G LTE
WiMAX 2+
au 4G LTE
WiMAX 2+
データ容量制限 制限なし 直近3日間で10GB以内
下り最大速度 4.2Gbps 558Mbps

WiMAX速度のまとめ

今回は実機を用いてWiMAXの実測値を計測してみました。

検証結果のまとめはこちらです。

WiMAXの検証結果
  • ①オフィス5階:190.61Mbps(とても速い)
  • ②地下鉄:178.18Mbps(とても速い)
  • ③高層階:204.38Mbps(とても速い)
  • ④通信制限:3日間に60GBまで使ったがかからなかった(実質無制限)
  • ※必要な通信速度は30Mbps程度

地上・地下・高層ビルなど、今回の検証ではどの場所で利用しても問題なく利用できることがわかりました。

一般的に高画質の動画視聴やオンラインゲームを快適にプレイできると言われている30Mbps程度を下回ることはありませんでした。

また、通信制限にかかるか検証を行ってみましたが、今回の使用量(約60GB)では通信制限にかかることはありませんでした。

これらの結果より、WiMAXは高速通信を速度制限なく利用できることがわかりました。

WiMAXの速度は遅い?と不安を感じていた方も、ぜひご検討ください。

カシモ光回線乗り換えサポート

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WiMAXの速度に不安がある場合は光回線の契約がおすすめです。

弊社では、専用窓口にて光回線への乗り換えをサポートしています。

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  • 最適な回線プランを提案
  • 面倒な手続きをサポート
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