※当記事はPRを含みます。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
カシモWiMAXで取り扱っている、最新モバイルルーター「Speed Wi-Fi 5G X12」の実機を使ったレビューをしています。
実際に使ってみて、通信速度や繋がりやすさ・バッテリーの持ちなどリアルな情報を紹介します。
旧端末とも比較しながら進めていくので、WiMAXの契約を検討している方や機種変更を考えている方は、このまま読み進めてみてください。
Speed Wi-Fi 5G X12の特徴・スペック
Speed Wi-Fi 5G X12は、NECプラットフォームズが製造しているWiMAXのモバイルルーターです。
基本的なスペックは以下の通りです。
端末名 | Speed Wi-Fi 5G X12 |
---|---|
実機 | |
端末代金(税込) | 27,720円 |
下り最大速度 | 3.9Gbps |
上り最大速度 | 183Mbps |
対応回線 | 5G au 4G LTE WiMAX 2+ |
最大接続台数 | 16台 |
本体サイズ | 約136mm×68mm×14.8mm |
重さ | 約174g |
バッテリー | 4,000mAh |
連続通信時間 | 約9時間 |
タッチパネル | 非対応 |
カラー | アイスホワイト シャドーブラック |
これらの特徴を、実際に利用した使用感を基に詳しく解説します。
Speed Wi-Fi 5G X12のサイズ・重量
Speed Wi-Fi 5G X12のサイズや重量はiPhoneとほぼ同じです。
今回はiPhone 13と比較してみました。
Speed Wi-Fi 5G X12 | iPhone 13 | |
---|---|---|
高さ | 約136mm | 146.7mm |
幅 | 約68mm | 71.5mm |
厚さ | 約14.8mm | 7.65mm |
重さ | 約174g | 173g |
サイズに関してはほとんど違いがないですが、Speed Wi-Fi 5G X12の方が2倍ほど厚みがあります。
重さに関してはiPhone 13が173g、Speed Wi-Fi 5G X12が172gと違いはないと言ってもいいでしょう。
実際にポケットやバックに入れて持ち運びましたが、スマホと同じ感覚で携帯できました。
小型のため荷物がかさばったりすることなくモバイルバッテリーに近い持ち運びやすさだと感じました。
外出先での作業や、旅行など様々なシーンでストレスなく持ち運べるでしょう。
Speed Wi-Fi 5G X12の通信速度をレビュー
実際に、東京都中央区のビル5階で利用して実測値を計測してみました。
(Mbps) | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 |
---|---|---|---|---|
下り | 41.73 | 22.34 | 50.84 | 38.30 |
上り | 16.25 | 11.64 | 25.44 | 17.78 |
Ping | 29.00 | 41.00 | 21.00 | 30.33 |
一般的に、下り速度が10Mbps~30Mbpsほどあれば快適に通信できると言われています。
Speed Wi-Fi 5G X12の下り速度を計測すると、平均で38Mbpsの速度が出ているとわかりました。
どのような用途で利用しても、快適に利用できることがわかります。
実際に、動画の視聴やWebオンラインゲームで検証してみましたが、ストレスなくスムーズに利用できました。
実測値とは?最大通信速度との違い
実測値とは実際の使用環境で測定された速度で、多くの要因によって影響を受けます。
干渉や障害物、デバイスの数や種類などが実測値に影響を与える主な要因です。
対して最大通信速度とは、あくまで理論上の最高速度のことを指します。
干渉や障害物がなく、最良の状態が整った場合に出せる最大値です。
そのため、実測値は最大通信速度に比べて低くなるのが一般的です。
最大通信速度が速くても、実測値が低い場合もあるので注意しましょう。
Gbps・Mbpsとは?
通信速度は「Mbps(メガビーピーエス)」や「Gbps(ギガビーピーエス)」で表されます。
1秒間に0.125MBのデータを送受信できる速度が1Mbps、1秒間に125MBのデータを送受信できる速度が1Gbpsとなっています。
上り速度・下り速度とは?
上り速度(アップロード速度)と下り速度(ダウンロード速度)は、インターネット接続の速度を示す2つの主要な指標です。
上り速度は、デバイスからインターネット上にデータを送信する速度のことを指します。
この速度が高いほど、メールの送信、ファイルのアップロード、ビデオ通話の品質が向上します。
下り速度は、インターネットからデータをデバイスに転送する速度を指します。
この速度が高いほど、ウェブページの読み込み、動画のストリーミング、ファイルのダウンロードが速くなります。
必要な通信速度の目安
▼用途別に必要な通信速度
用途 | 速度(Mbps) |
---|---|
Webサイト視聴 | 10 |
10 | |
YouTube(通常画質) | 10 |
ZOOM | 20 |
オンラインゲーム | 35 |
地下での繋がりやすさを検証
▼【地下】東京メトロ有楽町駅で計測
地下でも検証してみました。検証の概要は以下の通りです。
- 検証場所:東京メトロ有楽町駅
- 検証時間:12:30
- 検証方法:スピードチェックサイトにて速度を測定
この条件で検証した結果が以下の通りです。
(Mbps) | X12 | X11 | SCR01 |
---|---|---|---|
下り | 64.02 | 62.19 | 61.04 |
上り | 21.99 | 22.24 | 22.11 |
Ping | 38.67 | 34.67 | 38.00 |
検証の結果、下り通信速度は64.02Mbpsと地下でもかなり速い速度が出ているとわかりました。
地上での実測値と比較すると20Mbpsほど劣るものの、動画視聴やオンラインゲームをストレスなくプレイできました。
今回の検証では、Speed Wi-Fi 5G X12が地下でも問題なく利用できることがわかりました。
高所での繋がりやすさを検証
▼高層階での検証の様子
高層ビルの中でも快適に利用できるか検証してみました。検証内容は以下の通りです。
- 検証場所:東京都 千代田区 ビル14階
- 検証時間:12:30
- 検証方法:スピードチェックサイトにて速度を測定
検証の結果は以下の通りです。
(Mbps) | X12 | X11 | SCR01 |
---|---|---|---|
下り | 45.79 | 19.50 | 36.09 |
上り | 4.41 | 4.05 | 10.94 |
Ping | 43.00 | 38.67 | 34.67 |
地上や地下と比較すると半分程度まで速度は落ちますが、問題なく快適に利用できました。
高画質の動画視聴やオンラインゲームもプレイしてみましたが、読み込みに時間を要したりすることなく快適に利用できました。
接続台数による速度の変化を検証
接続台数によって通信速度が変わるのか検証してみました。
- 検証場所:東京都 中央区 ビル2階
- 検証時間:12:30
- 検証台数:1~8台
- 検証方法:スピードチェックサイトにて速度を測定
検証の結果は以下の通りです。
接続台数 | 下り平均速度(Mbps) |
---|---|
1台 | 66.84 |
2台 | 56.24 |
3台 | 47.46 |
4台 | 34.48 |
5台 | 34.26 |
6台 | 33.69 |
7台 | 15.10 |
8台 | 27.08 |
検証の結果、6台目辺りから使用している端末の通信速度が遅くなりはじめました。
実測値でみても、接続台数が増えるごとに速度が低下していることがわかります。
Speed Wi-Fi5G X12の接続可能台数は12台ですが、現実的には5台辺りがストレスなく利用できます。
1人の利用だけでなく家族3,4人の利用であれば、同時に動画を視聴したりゲームをしても問題なく利用できるでしょう。
クレードルを使えば通信が安定する
クレードルを利用するメリットは以下の3つです。
クレードルのメリット
- 有線接続ができる
- 固定回線のルーターとして利用できる
- 置くだけで充電可能
クレードルを利用することで、通信機器との有線接続ができたり、固定回線の無線LANルーターとしても利用できます。
通信機器とWiMAXを直接有線で接続することで、モバイルルーターから機器までの間に電波の干渉を受けません。
そのため、無線接続と比較して環境に左右されることなく速度が安定します。
加えて、Wi-Fi機能のついていない機器と有線接続できる点も魅力です。
また、有線回線を無線LANにできるため、固定回線さえあれば旅行や出張先でも便利にインターネットを利用できます。
オンラインゲームやリモートワークなど、通信の安定性を求める場合はクレードルとのセットの購入をおすすめします。
実際にクレードルを使ってみた
実際にクレードルを使って、PCとSpeed Wi-Fi5G X12を有線接続して速度を検証しました。
▼クレードル検証の様子
検証の結果は以下の通りです。
下り速度(Mbps) | |
---|---|
クレードル有り | 57.40 |
クレードルなし | 22.05 |
クレードルを使用することで、22.05Mbpsから57.40Mbpsと約2倍速度が向上しました。
有線接続をすることで、Speed Wi-Fi5G X12からPCとまでの間に余計な電波の干渉がなくなったことが要因だと考えられます。
より安定した速い速度を求めている場合は、クレードルの購入もぜひご検討ください。
Speed Wi-Fi5G X12の設定方法
設定の流れは以下の通りです。
初期設定の手順
- SIMカードを外す
- 本体にSIMカードを挿し込む
- NECと表示されるまで電源ボタンを長押し
- 初回設定やガイドを進める
- SSIDとパスワードが表示されるので確認
- 設定画面からWi-Fiを設定
以上です。筆者も自分で設定しましたが問題なくスムーズに設定できました。
一人での設定が難しい場合は、こちらの動画でも設定方法を解説しているので参考にしてみてください。
Wi-Fi6に対応
Wi-Fi 6とは、従来のWi-Fi技術に比べて大幅な改善をもたらす新世代の無線通信規格です。
Speed Wi-Fi 5G X12がWi-Fi 6に対応したことで、旧端末よりも以下の点が改善されました。
まず、データ転送速度が約40%向上し、高解像度動画のストリーミングや大容量ファイルのダウンロードがスムーズになります。
エネルギー効率も改善され、端末のバッテリー寿命が延びる点も大きなメリットです。
さらに、最新のセキュリティプロトコルWPA3のサポートにより、ネットワークのセキュリティが強化されます。
Wi-Fi 6に対応したことで、混雑した環境でも高品質な通信を提供し、多様なデバイスの接続をスムーズにすることでより快適になりました。
ただし、旧端末同様に「OFDMA」には対応していないようです。
OFDMAとは?
OFDMA(直交周波数分割多元接続)技術は、Wi-Fiの信号を小さなパーツに分けて、多くのデバイスが同時にインターネットをスムーズに使えるようにする技術です。
これにより、データの送受信がスムーズになり、高密度環境でも通信の遅延が減少し、バッテリー寿命が延びるなどのメリットがあります。
セキュリティプロトコルWPA3とは?
セキュリティプロトコルは、インターネットやネットワーク上でデータを安全に送受信するためのルールや手順のことです。
これにより、情報が盗まれたり改ざんされたりするのを防ぎます。
WPA3はその中の一つで、Wi-Fiネットワークのセキュリティを担う最新のプロトコルです。
接続をより安全にし、特にパスワードが弱い場合でも外部からの攻撃に対する耐性を高めることで、ユーザーのデータを保護します。
「Speed Wi-Fi 5G X11」「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」との比較
Speed Wi-Fi 5G X12の旧端末である「Speed Wi-Fi 5G X11」と「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」を比較してみました。
Speed Wi-Fi 5G X12 | Speed Wi-Fi 5G X11 | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | |
---|---|---|---|
実機 | |||
最大下り速度 | 3.9Gbps | 2.7Gbps | 2.2Gbps |
実測値 | 27.54Mbps | 21.15Mbps | 30.97Mbps |
SA対応 | ◯ | ✕ | ✕ |
タッチパネル | ✕ | ✕ | ◯ |
サイズ | 約W136×H68×D14.8mm | 約W136×H68×D14.8mm | 約W147×H76×D10.9mm |
重量 | 約174g | 約174g | 約203g |
連続通信時間 | 約9時間 | 約8時間 | 約16.5時間 |
最大接続台数 | 16台 | 16台 | 10台 |
詳しく見ていきましょう。
なお、Speed Wi-Fi 5G X12以外の2機種に関してはすでに販売を終了しています。
旧端末を契約している方は、乗り換えも検討してみてくださいね。
Speed Wi-Fi 5G X11とSpeed Wi-Fi 5G X12の違い
旧端末と比較して何が変わったのでしょうか?
主な違いは、最大通信速度と連続通信時間です。
旧端末の2.7Gbpsでも十分ですが、3.9Gbpsになったことでさらに高速通信を利用できるようになりました。
さらに、連続通信時間が約8時間から9時間に増量。
旧端末ではバッテリーの持ちに課題がありましたが、より長く利用できる用になりました。
また、SA(スタンドアローン)に対応し、より高速で安定した通信が可能です。
基本的には、より長く安定して使えるSpeed Wi-Fi 5G X12の方がおすすめです。
外観や操作性に関しては変更点がありませんでした。
eed Wi-Fi 5G X11とSpeed Wi-Fi 5G X12の違いについても、実機を用いて検証してみました。
SAってなに?NSAとの違い
引用元:UQ WiMAX公式
SA方式では、5G通信を行うためのネットワークが5G専用の設備のみで構築されています。
これにより、5Gの潜在能力を最大限に引き出すことが可能になり、より高速な通信速度や低遅延、大量のデバイス接続が実現します。
一方、NSA方式では、5G通信を行うために既存の4G LTEネットワークの設備を一部利用します。
SA方式に比べると、5Gの全ての機能を完全には活用できない場合があります。
初期設定ではSAを 「使用しない」設定になっています。
SAを利用するにはメインメニューから「モバイルネットワーク」>「5G SA」>「決定ボタン」>「使用する」の手順で開始しましょう。
バッテリーと通信速度を検証!
Speed Wi-Fi 5G X12とSpeed Wi-Fi 5G X12のバッテリーと通信速度の違いを、実機を用いて検証しました。
- 検証場所:東京都 中央区 ビル5階
- 検証時間:18:00
- 接続台数1台:youtube視聴
- 検証方法:スピードチェックサイトにて速度を測定
検証の結果はこちらです。
バッテリー持ち | 通信速度(Mbps) | |
---|---|---|
Speed Wi-Fi 5G X12 | 13時間32分 | 83.22 |
Speed Wi-Fi 5G X11 | 10時間40分 | 59.32 |
結果としてSpeed Wi-Fi 5G X12のバッテリー性能が向上し、通信速度も約1.5倍程度速いことがわかりました。
バッテリーに関しては、Speed Wi-Fi 5G X11と比較して約3時間ほど長く持ち運びが可能でした。
▼Speed Wi-Fi 5G X11のバッテリーが切れたときのSpeed Wi-Fi 5G X12
外出先でのPC作業など、1日であれば充電の心配をそこまで気にすることなく利用できます。
Speed Wi-Fi 5G X11と比べると、より快適に利用しやすくなったと言えます。
Speed Wi-Fi 5G X12とGalaxy 5G Mobile Wi-Fiの違い
Speed Wi-Fi 5G X12の方が通信速度が速く、接続台数が多いです。
一方で、Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは連続通信時間が長くなっており、持ち運びには便利だと言えます。
また、Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは画面がタッチパネルになっており操作性が良いです。
通信機器を多数接続する予定だったり、通信速度や安定性を求めるのであればSpeed Wi-Fi 5G X12がおすすめです。
対して、通信品質はそこまで重視せずより長く持ち運べる方が嬉しいという方には、Galaxy 5G Mobile Wi-Fiがおすすめだと言えるでしょう。
直感的に操作しやすい端末を求めている方にも、Galaxy 5G Mobile Wi-Fiがおすすめだと言えます。
バッテリーと通信速度を検証!
Galaxy 5G Mobile Wi-FiとSpeed Wi-Fi 5G X12のバッテリーと通信速度の違いを、実機を用いて検証しました。
- 検証場所:東京都 中央区 ビル5階
- 検証時間:18:00
- 接続台数1台:youtube視聴
- 検証方法:スピードチェックサイトにて速度を測定
検証の結果はこちらです。
バッテリー持ち | 通信速度(Mbps) | |
---|---|---|
Speed Wi-Fi 5G X12 | 13時間32分 | 83.22 |
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | 17時間20分 | 20.53 |
検証の結果として、Galaxy 5G Mobile Wi-Fiの方が7時間ほどバッテリー持ちが良いものの、通信速度はSpeed Wi-Fi 5G X12が速いとわかりました。
▼Speed Wi-Fi 5G X12のバッテリーが切れたときのGalaxy 5G Mobile Wi-Fi
通信速度に関しては、Speed Wi-Fi 5G X12が83.22Mbpsと約4倍の通信速度が出る結果となりました。
バッテリー持ちに関してはGalaxy 5G Mobile Wi-Fiの方が良いですが、Speed Wi-Fi 5G X12も13時間程度は持つので気にする必要はないでしょう。
これらの結果から、バッテリーの持ちも程よく通信速度がかなり改善されたSpeed Wi-Fi 5G X12は持ち運び安い端末だと言えるでしょう。
「Speed Wi-Fi 5G X12」のメリット・デメリット
Speed Wi-Fi 5G X12のメリットやデメリットは以下の通りです。
- 最大通信速度が3.9Gbps
- 5G SAに対応
- 旧端末よりバッテリー容量が増量
- 操作性が悪い
- バッテリーの持ちが短い
これらについて詳しく解説していきます。
「Speed Wi-Fi 5G X12」のメリット
実際に利用して感じたメリットはこちらです。
- 最大通信速度が3.9Gbps
- 5G SAに対応
- 旧端末よりバッテリー容量が増量
Speed Wi-Fi 5G X12は5G SAに対応することで、より速く安定した通信を可能にしました。
従来の端末と比較すると、最大通信速度が約1.5倍になっており快適な通信を利用できます。
また、全モデルのSpeed Wi-Fi 5G X11はバッテリーに課題がありましたが、この点も改善。
実際に半日ほど外で持ち運びましたが、最大容量であればバッテリーを気にすることなく利用できました。
安定した回線を半日程度なら問題なく持ち運べる点が、メリットだと言えるでしょう。
「Speed Wi-Fi 5G X12」のデメリット
デメリットについても解説します。
実際に利用して感じたデメリットは以下の通りです。
- 操作性が悪い
- バッテリーの持ちが短い
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiと比較すると、バッテリーと操作性に課題を感じました。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fiは画面がタッチパネルになっています。
そのためボタンで操作するよりも直感的に操作しやすく、ボタンをカチカチと推す手間もかかりません。
また、バッテリーに関してもX12が約9時間、Galaxyが約16.5時間と一日充電しなくても2日程度は利用できます。
このように、端末自体の操作性とバッテリーの持ちについてはデメリットだと言えるでしょう。
先程、メリットでバッテリー容量が増量したと紹介しましたが、1日持ち運ぶには少ない印象を受けました。
1日中外での利用を検討している場合は、モバイルバッテリーとセットでの利用がおすすめです。
ただし、それ以外の点についてはデメリットと感じる部分はありませんでした。
Speed Wi-Fi 5G X12の端末レビューまとめ
Speed Wi-Fi 5G X12を利用してわかった点を以下にまとめました。
- 持ち運びやすさ◎
- 5G SAに対応
- Wi-Fi 6に対応
- 初期設定が簡単
- バッテリー容量が改善
- 操作性✕
- バッテリーの持ち△
実際に利用してみた結果、通信の繋がりやすさと携帯性の良さを感じました。
地下鉄や建物内での利用でも問題なく利用でき、半日程度であれば充電をしなくても問題なく利用できました。
対して、操作性が悪く1日持ち運ぶにはバッテリーが少ない点が気になりました。
旧端末のGalaxy 5G Mobile Wi-Fiと比較すると、タッチパネルではない分ボタンをカチカチと操作する手間がきになります。
また、Speed Wi-Fi 5G X11と比較するとバッテリー容量は改善されたものの、依然として物足りなさを感じます。
一日外出して利用する際はモバイルバッテリーとの併用が必要でしょう。
ただし、これら以外の点については不満を感じず、むしろ快適に利用できました。
通信速度や通信の安定性が改善された、おすすめの端末だと言えます。
Speed Wi-Fi 5G X12の契約はどこで買える?
基本的には、UQ WiMAXの公式HPで購入できます。
UQWiMAX公式の販売価格はこちらです。
UQWiMAX | (税込) |
---|---|
一括 | 27,270円 |
36回分割 | 770円✕36回(実質金利0%) |
しかし、購入するのであればWiMAXのプロバイダでの購入がおすすめです。
MEモバイルのカシモWiMAXであれば端末料金を実質無料で提供しています。
通常月々のお支払いが、「端末代+プラン料金」なのに対し、「プラン料金」のみでWiMAXを利用できます。
3年間の料金を比較してみました。
(税込) | UQWiMAX | カシモWiMAX |
---|---|---|
初月プラン料金 | 4,268円(初月~12ヶ月) | 1,408円 |
1~36ヶ月プラン料金 | 4,950円(4,950円) | 4,818円 |
端末代 | 27,720円 | 0円※ |
3年間トータル | 197,054円 | 170,038円 |
1ヶ月当たり、751円の節約ができることになります。
気になった方はぜひカシモWiMAXのHPをチェックしてみてください。
※1:36回分割購入の場合のみ、分割払いサポート適用で月々の支払いは0円になります。