
※当記事はPRを含みます。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
ホームルーターは、工事不要で使えるWiFiルーターです。コンセントに挿すだけで使用できるので、届いた当日からWiFiを利用できます。
本記事では、そんなホームルーターでオンラインゲームはできるのか速度やPing値を徹底比較しつつ、おすすめ機種を紹介していきます。
ホームルーターでオンラインゲームをプレイしようか考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
- ゲームジャンル別で必要な通信速度
- オンラインゲームも快適なおすすめのホームルーター5選
- ホームルーターでゲームをするメリット・デメリット
※この記事は2025年2月時点での情報です。料金やキャンペーン情報は変動する可能性があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
ホームルーターでオンラインゲームできる?
結論、ホームルーターでもオンラインゲームはできます。
ただ、ゲーム別で推奨されている回線速度(下り・上り)やPing値が異なるので、ホームルーターを使っても場合によっては快適にオンラインゲームをプレイできない恐れがあります。
用語 | 意味 |
---|---|
下り | ゲームのダウンロードやアップデート時に 必要な速度です。数値が大きいほど通信が 速く、短時間で読み込みが完了します。 |
上り | ゲーム配信時などに必要な速度です。 数値が大きいほど通信が速く、 ゲーム配信がより快適になります。 |
ping値 (応答速度) | 応答速度を表す数値です。 ping値が大きいほどタイムラグが多くなり、 攻撃判定が遅れるなどオンラインゲームを 楽しめなくなる要因となります。 |
では、オンラインゲームをプレイする際に必要な回線速度やPing値がどのくらいなのか、ジャンルやタイトル別で見ていきましょう。
【ジャンル別】オンラインゲームの必要回線速度・Ping値
オンラインゲームをプレイするときに必要な回線速度・Ping値の目安をジャンル別でまとめると、以下のとおりです。
ジャンル | 下り速度 | 上り速度 | Ping値(応答速度) |
---|---|---|---|
FPS・TPS | 30Mbps以上 | 10Mbps以上 | 50ms以下 |
格闘ゲーム | 30Mbps以上 | 10Mbps以上 | 50ms以下 |
MOBA | 30Mbps以上 | 10Mbps以上 | 50ms以下 |
MMORPG・ MO RPG | 30Mbps以上 | 10Mbps以上 | 50ms以下 |
サンドボックス | 30Mbps以上 | 10Mbps以上 | 30ms以下 |
TCG・ ボードゲーム | 30Mbps以上 | 10Mbps以上 | 100ms以下 |
オンラインゲームを快適にプレイするには、Ping値の低さが重要となります。
FPS・TPSや格闘ゲームなど、どのジャンルでもPing値が50ms以下であれば、まれにラグが発生する可能性こそあるものの、普通にプレイできます。TCG・ボードゲームなら、100ms以下でも十分だと言えるでしょう。
また、回線速度については多くのオンラインゲームがプレイ中に必要な通信量を少なくしているので、そこまで高水準を求められません。30Mbps以上で、ほとんどラグが発生することなくオンラインゲームを楽しめるはずです。
ただし、回線速度やPing値は高水準である方が望ましいと言えます。オンラインゲームをストレスフリーで遊ぶには、回線速度は100Mbps以上、Ping値はFPS・TPSなら15ms以下、その他ゲームなら30ms以下が理想です。
▼FPSや格闘ゲームもサクサク遊べるホームルーターの紹介はこちら
【タイトル別】オンラインゲームの推奨回線速度・Ping値
オンラインゲームの各人気タイトルをプレイするときに推奨されている回線速度・Ping値をまとめると、以下のとおりです。
タイトル | 下り速度 | 上り速度 | Ping値(応答速度) | ジャンル |
---|---|---|---|---|
スプラトゥーン3 | 50Mbps~70Mbps | 10Mbps以上 | 15ms以下 | FPS・TPS |
Apex Legends | ||||
Fortnite | ||||
VALORANT | ||||
PUBG | ||||
大乱闘スマッシュ ブラザーズSPECIAL | 30Mbps以上 | 10Mbps以上 | 15ms~20ms以下 | 格闘ゲーム |
鉄拳8 | ||||
ストリート ファイターV | ||||
League of Legends | 30Mbps以上 | 10Mbps以上 | 30ms以下 | MOBA |
Dota2 | ||||
ポケモンユナイト | ||||
黒い砂漠 | 30Mbps以上 | 10Mbps以上 | 15ms~30ms以下 | MMORPG・MO RPG |
原神 | ||||
ファイナルファンタジー XIV(FF14) | ||||
マインクラフト | 30Mbps以上 | 10Mbps以上 | 15ms以下 | サンドボックス |
シャドウバース | 25Mbps~30Mbps | 10Mbps以上 | 100ms以下 | TCG・ボードゲーム |
ハースストーン | ||||
遊戯王 マスター デュエル |
「スプラトゥーン3」「Apex Legends」といったFPS・TPS系ゲームや「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」などの格闘ゲームは、15ms以下のPing値で快適に遊べるでしょう。
そのほかのタイトルを快適にプレイする際は、30ms以下のPing値が望ましいとされています。TCG・ボードゲーム系のタイトルであれば、推奨Ping値が100ms以下と低い数値でも快適に遊べるはずです。
▼ValorantやFortniteもサクサク遊べるホームルーターの紹介はこちら
ホームルーターの平均回線速度・Ping値を比較
次に、実際にホームルーターがオンラインゲームの推奨値以上を出しているのか、平均回線速度とPing値を比較してみました。
ホームルーター | 下り速度 | 上り速度 | Ping値(応答速度) | 月額料金(税込) | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
カシモWiMAX | 188.79Mbps | 25.1Mbps | 44.01ms | 4,818円 ※初月は1,408円 | カシモWiMAX 申し込みはこちら |
ドコモhome 5G | 215.23Mbps | 19.61Mbps | 44.22ms | 4,950円 | ドコモhome 5G 申し込みはこちら |
Rakuten Turbo | 111.41Mbps | 40.5Mbps | 52.36ms | 4,840円 ※6か月間は無料 | Rakuten Turbo 申し込みはこちら |
SoftBank Air | 134.17Mbps | 10.89Mbps | 44.51ms | 5,368円 ※Airターミナル5なら24か月間は2,970円 ※Airターミナル6なら3か月間は実質無料 | SoftBank Air 申し込みはこちら |
とくとくBB ホームWiFi | 186.94Mbps | 11.51Mbps | 41.35ms | 4,928円 | とくとくBBホームWiFi 申し込みはこちら |
どのホームルーターでも、ほぼ全ジャンルのオンラインゲームの必要回線速度・Ping値を上回っています。この結果から、ホームルーターでもオンラインゲームをプレイできることがわかるでしょう。
ただ、タイトル別でゲームの推奨回線速度・Ping値を確認すると、ホームルーターが条件を満たしているのはTCG・ボードゲームだけでした。Ping値が、FPS・TPSや格闘ゲームの推奨基準を下回っています。
カジュアルプレイならほとんど気にならないものの、より上のレベルを目指したい場合は、ホームルーターだとまれに発生するラグが気になるかもしれません。
快適にオンラインゲームを遊ぶためにも、少しでもPing値が低いホームルーターを選びましょう。
オンラインゲームにおすすめのホームルーター5選
オンラインゲームにおすすめのホームルーターをまとめると、主に以下の5つです。
ホームルーター | 下り速度 | 上り速度 | Ping値(応答速度) | 月額料金(税込) | 端末代金(税込) | スマホセット割 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
カシモWiMAX | 188.79Mbps | 25.1Mbps | 44.01ms | 4,818円 ※初月は1,408円 | 27,720円 ※実質無料 | au・UQモバイル 最大1,100円OFF | カシモWiMAX 申し込みはこちら |
ドコモhome 5G | 215.23Mbps | 19.61Mbps | 44.22ms | 4,950円 | 3,850円 ※オンラインショップなら無料 | ドコモ 最大1,100円OFF | ドコモhome 5G 申し込みはこちら |
Rakuten Turbo | 111.41Mbps | 40.5Mbps | 52.36ms | 4,840円 ※6か月間は無料 | 41,580円 | 楽天モバイル最大20,000pt還元 楽天市場の買い物で獲得できるポイントが2倍 | Rakuten Turbo 申し込みはこちら |
SoftBank Air | 134.17Mbps | 10.89Mbps | 44.51ms | 5,368円 ※Airターミナル5なら24か月間は2,970円 ※Airターミナル6なら3か月間は実質無料 | 71,280円 ※実質無料 | ソフトバンク:最大1,100円OFF ワイモバイル:最大1,650円OFF | SoftBank Air 申し込みはこちら |
とくとくBB ホームWiFi | 186.94Mbps | 11.51Mbps | 41.35ms | 4,928円 | 27,720円 ※実質無料 | au・UQモバイル:最大1,100円OFF mineo:6か月間データ容量10GB増量 | とくとくBBホームWiFi 申し込みはこちら |
それぞれ特徴が異なるので、自分に合ったホームルーターを選んでみてくださいね。
カシモWiMAX

全て税込 | 基本情報 |
---|---|
月額料金 | 4,818円 ※初月は1,408円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 27,720円 ※実質無料 |
ホームルーター端末 | Speed WiFi HOME 5G L13 |
スマホセット割 | au・UQモバイル 最大1,100円OFF |
下り速度 | 188.79Mbps |
上り速度 | 25.1Mbps |
Ping値(応答速度) | 44.01ms |
カシモWiMAXは、2か月目以降の月額料金が変動しないシンプルなプランが評判のWiMAXプロバイダです。ホームルーター「Speed WiFi HOME 5G L13」を提供しており、WiMAX+5Gの高速通信技術をデータ容量無制限で利用できます。
Ping値は44ms程度なので、FPS・TPSや格闘ゲームといったオンラインゲームでも快適に遊べます。通信速度も下り最大4.2Gbpsと、光回線顔負けの速さです。
ジャンル | 使用感 |
---|---|
FPS・TPS | 〇 |
格闘ゲーム | 〇 |
MOBA | ◎ |
MMO RPG・ MO RPG | ◎ |
TCG・ ボードゲーム | ◎ |
月額料金は初月のみ1,408円で、2か月目以降は4,818円。端末代金は27,720円ですが、36回の分割払いを選択すれば端末分割サポートで、端末を実質0円でご購入いただけます。
キャンペーンやキャッシュバックも豊富で、限定公式ページからのお申し込みでAmazonギフト券10,000円分、他社からの乗り換えでデジタルギフト券20,000円分などが貰えます。
また、au・UQモバイルのキャリアを利用している人は毎月のスマホ代が永年最大1,100円/月も安くなるセット割も行っています。
キャンペーンなどと合わせるとより安く、コスパ良くご利用いただけるので、ぜひチェックしてみてください。
▼以下の記事ではカシモWiMAXの評判を解説しています。
料金や対応エリアなどの口コミから分かる、カシモWiMAXのメリット・デメリットを解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
※当記事はPRを含みます。※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。 カシモWiMAXをご利用いただく前に、「通信速度は大丈夫?」「料金は高い?」など、評判を …
ドコモhome 5G

全て税込 | 基本情報 |
---|---|
月額料金 | 4,950円 |
契約事務手数料 | 3,850円 ※オンラインショップなら無料 |
端末代金 | 71,280円 ※実質無料 |
ホームルーター端末 | home 5G HR02 HR01 |
スマホセット割 | ドコモ最大1,100円OFF |
下り速度 | 215.23Mbps |
上り速度 | 19.61Mbps |
Ping値(応答速度) | 44.22ms |
ドコモhome 5Gは、ドコモが提供しているホームルーターです。
通信速度はPing値で40ms程度と充分速く、FPS・TPSや格闘ゲームの目安をしっかりクリアしています。
もちろん、データ容量は無制限です。WiFi 6の無線通信と5G高速通信対応で、最適なアンテナ選択による良好な通信を実現しています。
ジャンル | 使用感 |
---|---|
FPS・TPS | 〇 |
格闘ゲーム | 〇 |
MOBA | ◎ |
MMO RPG・ MO RPG | ◎ |
TCG・ ボードゲーム | ◎ |
月額料金は4,950円のプランのみ。契約事務手数料はオンラインショップ経由で、端末代金は分割払いにすると月々サポートが提供され、いずれも無料となります。
また、ドコモユーザーはスマホセット割で携帯代が1,100円割引されます。さらに、今ならキャンペーンでdポイントが15,000ポイントもらえるチャンスです。
Rakuten Turbo

全て税込 | 基本情報 |
---|---|
月額料金 | 4,840円 ※6か月間は無料 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 41,580円 |
ホームルーター端末 | Rakuten Turbo 5G |
スマホセット割 | 楽天モバイル最大20,000pt還元 楽天市場の買い物で獲得できるポイントが2倍 |
下り速度 | 111.41Mbps |
上り速度 | 40.5Mbps |
Ping値(応答速度) | 52.36ms |
Rakuten Turbo(ラクテンターボ)は、楽天が提供しているホームルーターです。
使用するホームルーター「Rakuten Turbo 5G」はPing値が50ms強と、他の端末と比べて高めですが、FPS・TPSや格闘ゲームなどのオンラインゲームも通常通りにプレイできるほどの速度と言えるでしょう。
また、通信は5Gに対応しており、回線速度も下り最大2.1Gbpsと光回線に劣らないほど高速。データ容量も無制限で、速度制限を気にせずオンラインゲームを楽しめます。
ジャンル | 使用感 |
---|---|
FPS・TPS | 〇 |
格闘ゲーム | 〇 |
MOBA | ◎ |
MMO RPG・ MO RPG | ◎ |
TCG・ ボードゲーム | ◎ |
月額料金は4,840円で、契約時に契約事務手数料3,300円と端末代金41,580円がかかります。その分、最初の6か月間は月額料金が無料で、基本月額料金が安い期間が長いメリットもあります。
さらに、契約中は楽天市場のお買い物のポイント還元が2倍に。楽天モバイルユーザーなら、契約すると20,000円分の楽天ポイントが付与されます。
SoftBank Air

全て税込 | 基本情報 |
---|---|
月額料金 | 5,368円 ※Airターミナル5なら24か月間は2,970円 ※Airターミナル6なら3か月間は実質無料 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 71,280円 ※実質無料 |
ホームルーター端末 | Airターミナル5・ Airターミナル6 |
スマホセット割 | ソフトバンク:最大1,100円OFF ワイモバイル:最大1,650円OFF |
下り速度 | Airターミナル5:152.21Mbps Airターミナル6:149.18Mbps |
上り速度 | Airターミナル5:11.71Mbps Airターミナル6:13.94Mbps |
Ping値(応答速度) | Airターミナル5:42.53ms Airターミナル6:平均Ping値: 41.61ms |
SoftBank Airは、ソフトバンクが提供しているホームルーターです。
2つのホームルーターから選べて、Ping値はそれぞれ40台前半と充分な速さです。
また、Airターミナル6は最新WiFi規格である「WiFi7」に対応で、これまで以上に高速かつスムーズな通信を利用できます。
Airターミナル5は、1つ前のWiFi規格である「WiFi 6 / 6E」までしか対応していないため、オンラインゲームをするならAirターミナル6を選ぶといいでしょう。
ジャンル | 使用感 |
---|---|
FPS・TPS | 〇 |
格闘ゲーム | 〇 |
MOBA | ◎ |
MMO RPG・ MO RPG | ◎ |
TCG・ ボードゲーム | ◎ |
月額料金は5,368円ですが、Airターミナル5なら24か月間2,970円、Airターミナル6なら3か月間実質無料で利用できます。端末代金は71,280円かかりますが、こちらも月月割で全額無料となります。
加えて、ソフトバンクユーザーは1,100円OFF、ワイモバイルは1,650円OFFのスマホセット割もついています。
とくとくBBホームWiFi

全て税込 | 基本情報 |
---|---|
月額料金 | 4,928円 |
契約事務手数料 | 3,300円 ※今なら無料 |
端末代金 | 27,720円 ※実質無料 |
ホームルーター端末 | ZTE Speed WiFi HOME 5G L13 |
スマホセット割 | au・UQモバイル:最大1,100円OFF mineo:6か月間データ容量10GB増量 |
下り速度 | 186.94Mbps |
上り速度 | 11.51Mbps |
Ping値(応答速度) | 41.35ms |
とくとくBBホームWiFiは、GMOが提供しているホームルーターです。
使用するホームルーターは「ZTE Speed WiFi HOME 5G L13」で、Ping値は41ms程度と他の端末と比べて低め。回線速度も最大4.2Gbpsあるので、FPS・TPSや格闘ゲームなどのオンラインゲームもプレイできます。
ジャンル | 使用感 |
---|---|
FPS・TPS | 〇 |
格闘ゲーム | 〇 |
MOBA | ◎ |
MMO RPG・ MO RPG | ◎ |
TCG・ ボードゲーム | ◎ |
月額料金は4,928円で固定されており、シンプルでわかりやすいです。契約事務手数料は現在無料となっており、端末代金も36か月間利用すれば0円となります。
また、とくとくBBホームWiFiでは、全員対象や他社解約金相当などを合わせて、かなり高額キャッシュバックを随時開催しています。
さらに、スマホセット割でau・UQモバイルは携帯代が最大1,100円OFF、mineoは6か月間データ容量が10GB増えます。
ホームルーターでオンラインゲームをするメリット
ホームルーターでオンラインゲームをするメリットは、主に以下の3つです。
工事不要ですぐオンラインゲームできる
ホームルーターでオンラインゲームをする最大のメリットは、工事不要ですぐ導入できる点です。
光回線は開通工事が必要で、契約してオンラインゲームを遊べるようになるまで1週間~3週間程度かかります。その点、ホームルーターは工事不要かつ、最短当日~1週間程度で本体が届き、コンセントに挿すだけで使えるようになります。
面倒な手間がなく、かつ短時間でオンラインゲームがプレイできるようになるのは、ホームルーターのメリットと言えるでしょう。
比較的低価格で導入できる
ホームルーターでオンラインゲームをするメリットとして、比較的低価格で導入できる点も挙げられます。
光回線は月額は6,000円~8,000円程度かかる一方で、ホームルーターだと月額4,000円程度で導入できます。年間だと24,000円ほど安くなり、オンラインゲームを2~3本購入できると考えればかなりお得ですよね。
ただし、ホームルーターは解約時期によって本体代金の残債を支払う必要があります。ランニングコストは安価ですが、2~3年程度の中長期的な利用を念頭に置いておきましょう。
ポケット型WiFiより通信が安定している
ポケット型WiFiより通信が安定している点も、ホームルーターでオンラインゲームをするメリットの1つです。
外出先でも気軽かつ安価にネット回線が使えるポケット型WiFiですが、オンラインゲームをプレイするとなると通信の不安定さが気になります。
理由は通信の安定性にあります。
通信速度を比べると、Ping値とダウンロード速度ともにホームルーターと大差がない場合が多く、速度面では支障がないと言えます。
しかし、通信の安定性は、有線接続しやすさなどを考えると、ポケット型WiFiでは物足りなさを感じるかもしれません。
その反面、ホームルーターなら安定した通信でオンラインゲーム中のラグがほとんど気になりません。Ping値もある程度低いので、FPS・TPSや格闘ゲームなどのジャンルでもストレスフリーで楽しめるでしょう。
▼速度が速く安定している、月額が安いホームルーターの紹介はこちら
ホームルーターでオンラインゲームをするデメリット
ホームルーターでオンラインゲームをするデメリットをまとめると、主に以下の3つです。
光回線より通信の速度・安定性が劣る
ホームルーターはある程度の通信速度や安定性があるものの、光回線と比べてしまうと劣ります。
光回線は自宅に引き込んだインターネット回線を使用していますが、ホームルーターは基地局からつかんだ電波を無線で使っているからです。
具体例として、楽天が提供しているホームルーターと光回線の回線速度・Ping値を比べてみましょう。
回線速度 | 下り速度 | 上り速度 | Ping値(応答速度) |
---|---|---|---|
ホームルーター (Rakuten Turbo) | 111.41Mbps | 40.5Mbps | 52.36ms |
光回線 (楽天ひかり) | 310.21Mbps | 232.13Mbps | 18.58ms |
同じブランドのインターネット回線でも、ホームルーターと光回線で大きな差が生まれています。特にPing値の差が激しく、光回線ならFPS・TPSや格闘ゲームの推奨数値をしっかり満たしており、快適に遊べるでしょう。
FPS・TPSや格闘ゲームをしっかり楽しみたい場合は、ホームルーターより光回線を選ぶことをおすすめします。
速度制限にかかるケースがある
ホームルーターでオンラインゲームをプレイするデメリットは、速度制限にかかるケースがある点です。
基本的にホームルーターは無制限でインターネット回線を利用できますが、ダウンロードで大量のデータ容量を消費したり混雑する時間帯に使ったりすると、通信速度が制限されることがあります。
速度制限にかかるとオンラインゲームの読み込み時間が遅くなり、場合によってはラグが発生するなどプレイに支障をきたします。毎日オンラインゲームをしっかり遊びたいなら、光回線を選んだ方がいいかもしれませんね。
外出先だと利用しにくい
外出先だと利用しにくい点も、ホームルーターでオンラインゲームをプレイするデメリットと言えます。
ホームルーターはコンセントさえ挿せばインターネット回線を引けるので、外出先でも利用できます。ただ、車や電車内などだと使えず、外出先での利用は難しいです。
外出先でもオンラインゲームで遊びたいなら、ホームルーターよりポケット型WiFiの方が向いています。ただし、ポケット側WiFiはPing値が大きめなので、FPS・TPSや格闘ゲームをプレイ時の快適性は保証できないでしょう。
▼以下の記事ではオンラインゲームにおすすめのポケット型WiFiを紹介しています。
外でもオンラインゲームを快適にプレイできるポケット型WiFiを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
本記事では、オンラインゲームにおすすめのポケット型WiFiを紹介します。快適なプレイに必要な通信速度(Mbps)やPing値を比較。容量無制限でコスパの良いカシモWiMAXがおすすめです。
ホームルーターでオンラインゲームを快適にプレイする方法
ホームルーターでオンラインゲームを快適にプレイできるよう、以下4つのポイントを押さえましょう。
LANケーブルで有線接続する
ホームルーターでオンラインゲームを快適にプレイするには、まずLANケーブルで有線接続しましょう。
無線接続よりも有線接続の方が通信が安定し、パケットロスやラグなどが発生しにくくなります。
また、Ping値が低くなる傾向もあるので、より快適にオンラインゲームをできる可能性が高まります。
接続方法も、LANケーブルを使ってホームルーターとゲーム機・パソコンを繋ぐだけで簡単です。無線でもオンラインゲームはできますが、より通信の安定性を確保するためにも、有線接続をおすすめします。
なお、LANケーブルは別途購入が必要です。ホームルーターと同梱されていないので、有線接続する場合は事前に購入しておくといいでしょう。
ちなみに、オンラインゲームは負荷が大きいので、LANケーブルはCat6A以上の規格を選ぶのがおすすめです。
設置場所を意識する
ホームルーターでオンラインゲームを快適にプレイする場合、設置場所も意識しましょう。設置場所を工夫すれば通信環境が改善され、オンラインゲームの快適性の向上につながります。
ホームルーターを設置する際は、以下のような場所がおすすめです。
・床から1~2m程度離れた場所
・電波が届きやすい窓際
・周囲に障害物がない場所
・家電製品から離れた場所
・金属や水槽から離れた場所
また、オンラインゲームだけでなく、日常生活でもホームルーターのインターネット回線を利用するなら、家全体に電波を届けられるよう自宅の中心に設置するといいでしょう。
オンラインゲームがうまく動かないときは、一度設置場所を変更してみてくださいね。
周波数帯を変更する
ホームルーターでオンラインゲームを快適にプレイする方法として、周波数帯を変更することも有効です。
周波数は主に2.4GHzと5GHzの2種類があり、オンラインゲームをするなら5GHzが適しています。5GHzはWiFiでしか利用できない周波数帯で電波干渉に強く、安定した高速通信で接続しやすいからです。
2.4GHzは障害物に強くて電波を届けやすい反面、電波が干渉しやすくて通信の安定性に欠けます。スマホやタブレットなどの利用には適していますが、オンラインゲームのプレイには向いていないと言えるでしょう。
一度使っているゲーム機やパソコンに接続しているWiFiの周波数帯を確認して、もし2.4GHzなら5GHzに変更してみてください。
同時接続機器数を少なくする
同時接続機器数を少なくすることも、ホームルーターでオンラインゲームを快適にプレイできるコツです。
ホームルーターは回線をわけて各デバイスに接続しているので、同時接続台数の上限を設けています。つまり、上限に満たなくても同時接続機器数が多いと通信速度が低下し、接続が不安定になる恐れがあるのです。
そのため、ホームルーターの同時接続機器数を少なくすれば通信の安定性が高くなり、オンラインゲームをより快適に遊べるようになるでしょう。
ホームルーターでオンラインゲームがどうしてもできない場合は?
LANケーブルで有線接続したり周波数帯を変更しても、環境によってはホームルーターでオンラインゲームができないケースもあるでしょう。そのような場合は、初期契約解除制度を活用を検討してみてください。
初期契約解除制度とは、契約書を受け取ってから8日以内であれば、一方的に契約を解約できる制度のことです。期間内に各サービスが指定する方法で手続きをおこなえば、ホームルーターを返却できます。
たとえばカシモWiMAXの場合だと、以下の流れで初期契約解除制度を使えます。
カシモWiMAXの初期契約解除の流れ
- 公式サイトから「初期契約解除申請用紙」をダウンロードする
- 初期契約解除申請用紙を印刷・記入する
- 申請用紙と商品一式を返却窓口に返送する
なお、初期契約解除制度は全て無料ではなく、事務手数料3,300円(税込)と配送料が自己負担として必要です。また、返送端末に欠品・欠損があると、機器損害金として端末代27,720円(税込)が請求される点にも注意しましょう。
ホームルーターでオンラインゲームをするときのよくある質問
ここでは、ホームルーターでオンラインゲームをするときのよくある質問をまとめています。
ホームルーターでApexやスプラトゥーンはできる?
ホームルーターでも、Apexやスプラトゥーンはできます。
ただし、Apexやスプラトゥーンの推奨Ping値を満たしていないので、プレイ環境によっては攻撃判定にラグが発生して快適に遊べない恐れがあります。
Ping値の高いホームルーターを選んで、少しでもオンラインゲームの快適なプレイ環境を整えましょう。
▼Apexとスプラトゥーンに必要な速度が出るホームルーターの紹介はこちら
ホームルーターでオンラインゲームの配信はできる?
ホームルーターでオンラインゲームの配信はできるものの、あまり現実的ではないと言えるでしょう。
ゲーム配信は上り速度が30Mbps程度必要と言われていますが、ホームルーターは基本的に下回っています。そのため、ゲーム配信と視聴者とのラグが生じるほか、ゲーム配信自体が落ちてしまう恐れもあります。
ゲーム画面と音声だけなら問題なく配信できると思われますが、そこに追加で自身を映したり視聴者コメントを確認したりするのは難しいでしょう。
快適にゲーム配信をおこないたいなら、ホームルーターでなく、光回線の利用をおすすめします。
オンラインゲームをするならホームルーターと光回線どっちがいい?
オンラインゲームをするなら、ホームルーターより光回線をおすすめします。
光回線は回線速度とPing値が優れているので、ストレスフリーでオンラインゲームを楽しめます。また、速度制限に悩まされる心配もありません。
ただ、「光回線の工事が面倒」「カジュアルプレイでオンラインゲームができればいい」という場合は、ホームルーターも選択肢に入るでしょう。
初期契約解除制度が使えるので、まずはホームルーターで一度様子を見つつ、どうしてもオンラインゲームができないときは光回線を契約するのも1つの手ですね。
まとめ
今回は、ホームルーターでオンラインゲームはできるのか、速度やPing値を徹底比較しつつ、おすすめ機種について解説しました。
ホームルーターはオンラインゲームで必要な回線速度とPing値の目安を満たしているので、プレイ自体は可能です。ただ、ゲームのジャンルによっては攻撃判定の遅れが見られる恐れがあります。
メリットやデメリットを踏まえたうえで、ホームルーターでオンラインゲームを遊ぶかどうか検討してみてくださいね。