速度が速いおすすめポケット型WiFi!ネットが遅くなる原因や対処法も紹介

※当記事はPRを含みます。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

ポケット型WiFiを契約するなら、できるだけ速度が速いほうがいいですよね。しかし、そのぶん料金が高くなる心配もあります。

この記事では、最速のポケット型WiFiだけでなく、速くてコスパも良いポケット型WiFiを紹介します。

また、速度が遅くなってしまう原因や、その対処法もまとめました。長く快適にWiFiを使い続けるコツが分かるので、ぜひ参考にしてください。

この記事のまとめ

  • 最速はドコモだがおすすめはWiMAX
    └ドコモは速いがコスパが良くない
    WiMAXは速い・安い・無制限
  • 下り速度30Mbps以上が「速い」の目安

※この記事は2024年6月時点での情報です。料金やキャンペーン情報は変動する可能性があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

最速はドコモだがおすすめはWiMAX

ポケット型WiFiで最速なのは、ドコモのWi-Fi STATIONです。平均下り速度は132.12Mbpsであり、何をするにも快適な速さが出ます。

しかし、ドコモのWi-Fi STATIONは月30GBまでしか使えないうえ、月4,000円以上の費用がかかります。速度は申し分ないものの、コスパの悪さが欠点です。

そこでおすすめしたいのが「WiMAX」です。平均下り速度は124.28Mbpsであり、ドコモと大差ありません。

WiMAXならデータ無制限で使えますし、月額も4,000円台です。WiMAXにはいくつかの事業者があり、契約先によっては初月無料や月額割引キャンペーンなどを行っているため、お得に申し込めます。

ドコモとWiMAXをはじめ、速度が速いポケット型WiFiについて詳しくはランキング形式で後述します。

▼ランキングを今すぐ見る

そもそも「速い」ってどれくらい?

速さの目安

下り速度30Mbps以上ならおおむね快適

通信速度は、下り速度が30Mbps以上だと、おおむねどの作業をするにも快適な速さです。速度重視でポケット型WiFiを契約するなら、下り速度30Mbpsを目安に探してみましょう。

下り速度はダウンロード時の速さであり、Webサイト閲覧や動画ストリーミング再生などをする際の目安になります。反対に、上り速度はアップロード時の速さであり、ファイル送信やSNS投稿などが該当します。

"下り"速度30Mbps以上を目安とする理由は、日常的な利用ではダウンロード作業のほうが多いためです。

【作業別】必要な速度目安一覧

作業内容 下り速度 上り速度 Ping値
メール・SNS 1 Mbps 1 Mbps 100 ms以下
Webサイト閲覧 1 Mbps - 100 ms以下
ビデオ通話 5 Mbps 5 Mbps 100 ms以下
動画視聴(高画質) 10 Mbps - 100 ms以下
動画視聴(4K) 25 Mbps - 100 ms以下
Web会議 30 Mbps 30 Mbps 50 ms以下
オンラインゲーム 100 Mbps 100 Mbps 50 ms以下

作業別に必要な速度目安をまとめました。日常的な利用の中で最も速さが求められるのはオンラインゲームです。

オンラインゲームの中でも、カードゲームやボードゲームなどは、30Mbps程度でも十分です。一方で多人数同時対戦型のアクションゲームなどは、100Mbpsでも快適なプレイは難しい場合があります。

また、オンラインゲームではPing値も重要です。反応速度を表す数値のことですが、数値が高いとラグが起きやすくなるため、Ping値は低いほど優れています。

ポケット型WiFiは速さに限界あり

ポケット型WiFiは、ドコモやWiMAXなど速さに定評のあるサービスもありますが、無線接続である以上、出せる速さには限界があります。

とにかく速さを求めるのであれば、光回線の契約を検討しましょう。ポケット型WiFiはせいぜい100Mbps程度が限界のところ、光回線なら500Mbps以上出るところもあります。

ポケット型WiFiと異なり、持ち運べなかったり、工事が必要だったりというデメリットもありますが、一度検討する価値はあります。

速度が速いポケット型WiFiランキング

ここでは、通信速度が速いポケット型WiFi10社をランキング形式でまとめました。

実質月額料金と合わせて、実際の上り・下り平均速度やPing値、速度制限時の最大速度を比較しています。

順位 サービス名 下り平均速度 上り平均速度 平均Ping値 速度制限時の最大速度 月額料金(税込)
1位 ドコモ
132.12Mbps

15.78Mbps

50.52ms
128kbps〜1Mbps 無制限:7,315円
20GB:2,970円
0.5〜9GB:550円〜3,377円
2位 WiMAX
(カシモWiMAX)

124.28Mbps

18.4Mbps

47.23ms
制限なし
(WiMAX +5G)
無制限:4,723円
3位 Rakuten WiFi Pocket
113.68Mbps

30.23Mbps

51.21ms
制限なし
(楽天回線)
3GB~無制限:1,078円~3,278円
4位 ソフトバンク
88.6Mbps

17.15Mbps

41.48ms
128Kbps 無制限:7,425円
0〜9GB:2,178円〜4,378円
5位 ワイモバイル
85.27Mbps

16.66Mbps

41.26ms
1Mbps(※オプション加入時)
128kbps
無制限:4,818円
7GB:4,065.6円
6位 どこよりもWiFi
35.24Mbps

10.55Mbps

35.0ms
128kbps 20GB:1,500円
50GB:2,000円
100GB:3,058円
7位 AiR-WiFi
21.37Mbps

11.35Mbps

31.65ms
128kbps 20GB:1,958円
100GB:3,425円
8位 ChatWiFi
20.37Mbps

10.61Mbps

35.0ms
128kbps 20GB:2,280円
50GB:2,600円
200GB:4,690円
9位 ZEUS WiFi
14.91Mbps

12.31Mbps

42.8ms
128kbps 30GB:2,295円
50GB:3,029円
100GB:3,315円
10位 THE WiFi
10.64Mbps

3.05Mbps

50.35ms
128kbps 100GB:3,509円

引用:みんなのネット回線速度

※上記は、2024年6月直近3ヶ月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。

※実質月額料金は、36ヶ月間利用した場合の総額を1ヶ月あたりに換算した場合の料金です。

ポケット型WiFiを利用する上で、特に重要なのはネットの読み込み速度に影響する下り速度です。 また、利用する環境などによる影響を含めて実際に測定された「実測値」で比較することが必要です。

ここからは、特におすすめな5社を紹介しますので、詳しく見ていきましょう。

「上り速度」「下り速度」とは?
  • 上り速度とは:データを送信する速度(アップロード)
  • 下り速度とは:データを受信する速度(ダウンロード)
通信方式 用途
上り速度 動画のアップロード
SNSの投稿
メールの送信など
下り速度 動画視聴
SNS・ウェブサイトの閲覧
メール受信など
反応速度を表す単位「ms(ping値)」とは?
用途 快適に利用できる
目安の数値
Webサイト
SNS閲覧
50ms未満
動画視聴
音楽再生
30ms未満
オンラインゲーム 20ms未満

通信にかかる時間を表すPing値の単位「ms」は、数値が小さいほど反応速度が速いです。送信〜受信するまでのタイムラグに影響します。

1位:ドコモ|実測値が安定して速い

ドコモ

ドコモのおすすめポイント

  • 下り平均速度132.12Mbpsで10社の中で最も速い
  • eximoはデータ容量が小容量から大容量までニーズに合わせて選べる
  • ahamoは20GBプランが2,970円(税込)
上り速度・下り速度・ping値
  • 上り速度とは:データを送信する速度(アップロード)
  • 下り速度とは:データを受信する速度(ダウンロード)
  • ping値:通信にかかる時間を表す数値(反応速度)

引用:みんなのネット回線速度

※上記は、2024年6月直近3ヶ月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。

料金プラン 月額料金(税込) ポケット型WiFiの
データ容量
eximo+5Gデータプラス 8,415円 30GB
ahamo+5Gデータプラス 4,070円
(大盛り:6,050円)
20GB
(大盛り:30GB)

実測値が速いポケット型WiFiの中でおすすめなのは、ドコモのポケット型WiFiです。

ドコモのポケット型WiFiは下り速度132.12Mbpsと十分な速度がでていました。

また、Ping値は50.52msで、オンラインゲームなどをする際にも比較的ラグが発生しにくいです。下り速度とPing値を重視する方は、ドコモのポケット型WiFiを選びましょう。

なお、ドコモのポケット型WiFiは、スマホのプランとセットで利用する必要があります。通常のスマホプランに加え、「+5Gデータプラス」1,100円(税込)の支払いが毎月必要です。

対応エリア

ドコモは、ドコモ回線のFOMA、LTE、5Gのサービスが利用できます。

詳しい対応エリアは、こちらの「▶エリアマップ」をご確認ください。

口コミ

都心部でのドコモ回線自体のつながりにくさは置いといて、この機種自体は普通

ごくごく稀に途切れますが概ね安定。

【ドコモ公式】詳細はこちら

2位:WiMAX|データ容量実質無制限

WiMAXのおすすめポイント

  • 下り平均速度124.28Mbpsと実測値が早い
  • キャリアのポケット型WiFiに比べて月額料金が安い
  • データ容量無制限
上り速度・下り速度・ping値
  • 上り速度とは:データを送信する速度(アップロード)
  • 下り速度とは:データを受信する速度(ダウンロード)
  • ping値:通信にかかる時間を表す数値(反応速度)

引用:みんなのネット回線速度

※上記は、2024年6月直近3ヶ月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。

実測値が速いポケット型WiFiでおすすめなのはWiMAXです。

WiMAXは速度が速いと評判のWiFiで、平均速度を比較すると実際の他社と比べて速い速度が出ています。月額料金がドコモやワイモバイルなどのキャリアのポケット型WiFiに比べて安い上、データ実質無制限で利用可能です。

なお、WiMAXはUQ WiMAXの回線を利用しているサービスで、複数のプロバイダから販売されています。

通信品質や端末は全て同じですが、料金やキャンペーンがそれぞれ異なります。例として、カシモWiMAXの料金プランを紹介します。

月額料金(税込) 初月:1,408円
2ヵ月目~:4,818円
端末代(36回) 770円/月
端末分割払い
サポート(36回)
-770円/月

対応エリア

WiMAXは、5Gに加えて4G LTEとWiMAX2+の3回線が利用できます。

使用場所に応じて最適な回線に自動で接続されるため、常にサクサクとした通信速度で利用できます。

詳しい対応エリアは、以下のエリアマップで検索してください。

口コミ

天候により多少は遅いときがありますが、問題なし

ごくごく稀に途切れますが概ね安定。


3位:Rakuten WiFi Pocket|独自回線で高速データ通信が無制限

Rakuten WiFi Pocketのおすすめポイント

  • 楽天回線・au回線が利用可能で下り平均速度113.68Mbps
  • 楽天モバイルの申込みと端末の同時購入で端末代金1円
  • 月額料金はデータ容量を使った分だけ
上り速度・下り速度・ping値
  • 上り速度とは:データを送信する速度(アップロード)
  • 下り速度とは:データを受信する速度(ダウンロード)
  • ping値:通信にかかる時間を表す数値(反応速度)

引用:みんなのネット回線速度

※上記は、2024年6月直近3ヶ月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。

月額料金(税込) 〜3GB:1,078円
~20GB:2,178円
20GB~:3,278円
端末代(税込) 7,980円
→1円

Rakuten WiFi Pocketは楽天モバイルの独自回線を使用しているため高速データ通信が無制限で使い放題です。

ただし、「公平なサービス提供または環境により速度低下する場合がある」という注意書きがあります。状況に応じて速度が制限される可能性があるため注意しましょう。

対応エリア

Rakuten WiFi Pocketは、パートナー回線のau回線と楽天回線が利用できます。

4G LTEと5Gエリアに対応しているため、幅広い地域で利用できます。

詳しいRakuten WiFi Pocketの対応エリアは、こちらの▶エリアマップを確認してください。

口コミ

千葉県北東部・北西部辺りで使用しており、感度良好。 電車だと移動中に途切れたりしますが、これは仕方ない。

時間帯や場所によって、感度がわるいときがあるので再起動しています。電波がわるいときはあきらめています。

【Rakuten WiFi Pocket】詳細はこちら


4位:ソフトバンク|3GBの低容量プランあり

ソフトバンク

ソフトバンクのおすすめポイント

  • キャリアの高速通信を低容量から利用できる
  • 5年おトク割で基本料がお得
  • 下り平均速度88.6Mbpsでダウンロードがサクサク
上り速度・下り速度・ping値
  • 上り速度とは:データを送信する速度(アップロード)
  • 下り速度とは:データを受信する速度(ダウンロード)
  • ping値:通信にかかる時間を表す数値(反応速度)

引用:みんなのネット回線速度

※上記は、2024年6月直近3ヶ月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。

月額料金(税込)
3GBプラン 990円
50GBプラン 5,280円

つづいて実測値が速いポケット型WiFiの中でおすすめなのは、ソフトバンクのポケット型WiFiです。

ソフトバンクのポケット型WiFiは、データ通信専用の3GBプランまたは50GBから選択できます。

低容量プランの3GBなら格安料金で利用できるので、「速度の速さは必要だけど、大容量は必要ない」という方におすすめです。

3GBは通常月額1,408円(税込)ですが、契約の翌月から3ヶ月間の基本料が無料になります。さらに、その後も「5年おトク割」で5年間の基本料が月990円(税込)とお得です。

また、時間制ギガ無制限オプションで1時間110円〜24時間550円で利用できるので、使い方にあわせて調整できます。

対応エリア

ソフトバンクは、SoftBank 5GとSoftBank 4G/4G LTEが利用できます。

詳しい対応エリアは、こちらの▶エリアマップを確認してください。

口コミ

ソフトバンク50GBのデータプランで使用してます。 名古屋駅周辺で計測して150mbpsくらいでました。スクショは撮り忘れたので無いです…

アンテナとの距離や遮蔽物の関係があるのでしょうが、利用者の多い時間帯は極端に速度が低下し、雨天でつながらない事が多いです。 電話でアドバイスをいただき、設置場所等様々試してみましたが良くならないです。

5位:ワイモバイル|追加オプションで速度制限なし

ワイモバイル

ワイモバイルのおすすめポイント

  • 下り平均速度85.27Mbpsで動画視聴やメールも快適
  • 月額料金4,065円(税込)で7GBまで利用可能
  • アドバンスオプションで高速データ通信容量上限なし
上り速度・下り速度・ping値
  • 上り速度とは:データを送信する速度(アップロード)
  • 下り速度とは:データを受信する速度(ダウンロード)
  • ping値:通信にかかる時間を表す数値(反応速度)

引用:みんなのネット回線速度

※上記は、2024年6月直近3ヶ月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。

料金プラン 7GBプラン アドバンスオプション
月額料金(税込) 4,065.6円 4,818円
データ容量 月間7GBまで 3日で10GBまで
容量超過時の
制限速度
128kbps 1Mbps

つづいて実測値が速いポケット型WiFiの中でおすすめなのは、ワイモバイルのポケット型WiFiです。

下り平均速度は85.27Mbpsと十分な速度が出ています。

ワイモバイルは、高速データ通信容量7GBまでのプランを用意しています。7GBプランで月のデータ通信量が7GBを超えた場合、最大通信速度が送受信ともに128kbpsに制限されます。

0.5GBごとに550円の追加料金がかかりますが、通常の速度に戻すことも可能です。

「月7GBでは足りない」という方は、アドバンスオプションに加入すれば、高速データの通信容量が制限なしで利用できます。

ただし、混雑回避など通信品質確保のための3日間で約10GB以上利用時には速度制限がかかりますので、ご注意ください。

対応エリア

ワイモバイルはソフトバンク回線を利用しているため、全国の幅広い地域で利用できます。

5G・4Gエリアで利用できます。

詳しいエリアは、こちらの▶エリアマップを確認してください。

口コミ

4Gでしか使用していませんが、良いです。 SoftBank系で使用している限り、iPhoneと同等程度に電波を拾えると思います。

【受信感度】 ・良いですね。 ・期待はしていなかった5G、いい感じです。

【ワイモバイル公式】詳細はこちら

速度が遅くなる原因

ネットを使っていると、いきなり速度が遅くなるというトラブルに見舞われたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

いざというときに備えて、原因について知っておきましょう。ここからは、ポケット型WiFiの速度が遅くなる原因を紹介します。

  • WiFiルーターの不具合や回線の通信障害
  • 周囲に電波がさえぎる障害物がある
  • 通信速度が制限されている

ポケット型WiFiが遅くなってしまうのには、上記のような原因が考えられます。

それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。

WiFiルーターの不具合と回線の障害

WiFiルーター本体は精密機器なので、端末に静電気が溜まったりすることで不具合を起こすことがあります。

また、暑すぎたり寒すぎたりするとうまく動作しないこともあるため、真夏や真冬に利用する場合は気温による影響を疑いましょう。

WiFiルーターに本体に問題がなくても、回線自体が通信障害を起こしていて繋がらないという可能性も考えられます。

周囲に電波がさえぎる障害物がある

WiFiルーターは無線でインターネット通信を行うため、物理的な障害物による影響を受けます。

木造住宅などであれば電波が届くかもしれませんが、コンクリートの壁に囲まれた部屋や地下では電波が届かない可能性が高いです。

また、電子レンジやテレビなどの家電製品による影響も考えられます。電化製品はWiFiと近い周波数を発しており、近くに置くとお互いの電波を打ち消しあってしまいます。

通信速度が制限されている

速度制限があるWiFiを利用している場合、容量を超過して通信速度に制限がかけられている可能性があります。「突然速度が遅くなった」と思ったら速度制限を疑ってください。

通信速度の制限は、追加料金の支払いで通常速度に戻せる場合と月末まで速度が戻らない場合があります。

速度制限の条件は利用しているサービスによって異なりますので、事前に把握しておきましょう。

速度が遅いときの対処法

いざポケット型WiFiが遅くなってしまったら、どうすればいいのかを簡単にまとめました。

ここからは、ポケット型WiFiの速度が遅いときの対処法を紹介します。

  • 再起動を試す
  • 置き場所を変える・中継機を検討
  • プランを見直す

ポケット型WiFiが遅くなってしまったときは、上記のような対処法が効果的です。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

再起動を試す

ポケット型WiFiの長時間利用による熱暴走や複数端末の同時接続による電波障害などで、不具合が生じることがあります。

このような場合は、一度再起動すればWiFiルーターの不調が改善するかもしれません。

再起動をすることで不具合が起きたチャンネルの修正や熱の放出、アクセスログの消去などの効果が得られます。

置き場所を変える・中継機を検討

障害物による干渉でWiFiが遅い・繋がらないなら、置き場所を変えたり中継機を使うなどの方法を試してください。

WiFiと接続する端末の距離を物理的に近づけたり、電波が入りやすい窓際や高い位置に置くことで改善できる場合があります。

コンセントの位置や間取りの都合で置き場所を変えられない場合は、中継機の利用を検討しましょう。

契約内容・プランを見直す

「毎月のように通信制限がかかっている」という方は、プランの変更や利用するサービスを見直しましょう

通信制限にかかったときに、追加料金の支払いで通常速度に戻ればまだいいですが、基本的には月末まで低速が続くことが多いです。

度々、速度制限に悩まされるようであれば、大容量プランへの変更や無制限プランがあるWiFiに乗り換えましょう。

データをたくさん利用する人は、通信速度が速くて月の容量制限がないWiMAXがおすすめです。

よくある質問

ポケット型WiFiの速度について、よくある質問をまとめました。

ポケット型WiFiの平均速度や速度を上げるための方法などもありますので、気になる方はぜひチェックしてください。

ポケット型WiFiの平均速度はどのくらい?

ポケット型WiFiの平均速度は大体30〜50Mbpsと言われています。この速度はあくまでも平均値で、必ずしもその実測値が出るわけではありません。

ポケット型WiFiは使う環境によって通信状態がかわるため、時間帯によってもバラツキがあります。

朝は50Mbps以上でも、昼や夕方の混雑する時間帯は平均以下になることもあります。

地域差もありますので、メインで利用する時間帯や地域でどれくらいの速度がでているかを比較サイトなどを利用して確認しましょう。

速度が速い無制限のポケット型WiFiはある?

速度が早く、無制限で利用できるのはWiMAXです。

最新の「WiMAX+5G」サービスでは月間のデータ容量に制限がないため、使い放題です。

ポケット型WiFiの平均速度は大体30〜50Mbpsのなか、実測値で124.28Mbps程出ているため、問題なく利用できます。

速度を確認する方法は?

速度の測定や比較は、無料サービスを使って簡単にできます。

速度比較ができるサイトを参考にする

例えば、「みんなのネット回線速度」では、実際のユーザーの通信速度レポートが確認可能です。

回線やプロバイダ、利用している地域や時間帯など条件が異なるさまざまなデータから、速度を比較できます。また、自分の利用する環境にあった条件で絞ってレポートをチェックしたり、ランキング機能を参考にしましょう。

スピードテストができるサイトを利用する

スピードテストが利用できるサービスは、「スピードテスト」などの単語で検索すると出てきます。

Googleで検索すると、検索結果に「インターネット速度テスト」が表示され、すぐに速度テストを実行できます。

オンラインゲームにおすすめのポケットWiFiは?

オンラインゲームを快適にプレイするためには、以下の速度が必要です。

下り通信速度 30Mbps以上
応答速度 40ms以下

オンラインゲームを快適に楽しむには、安定した高速通信が可能なポケット型WiFiを選ぶことが重要です。

特に対人ゲームでは応答速度が勝敗を左右するため、Ping値の低いポケット型WiFiを選択することで、ゲームプレイへの悪影響を最小限に抑えられます。

旅行におすすめのポケットWiFiは?

旅行時はレンタルのポケット型WiFiが便利です。

1日から1ヶ月以上の長期利用まで柔軟に対応し、自宅や空港など好みの場所で受け取れるサービスが多くあります。

さらに、海外でも使えるサービスもあるため、国内外の旅行で快適なインターネット環境を確保できます。

国内旅行におすすめのレンタルサービス
サービス 1日の料金 通信回線 公式サイト
WiFiレンタルどっとこむ 496円~ SoftBank
docomo
au
クラウドSIM
WiMAX

公式サイト

NETAGE 495円~ SoftBank
docomo au 楽天モバイル
クラウドSIM
WiMAX

公式サイト

WiFiレンタル屋さん
(※1泊2日780円)
SoftBank
docomo
au
クラウドSIM
WiMAX

公式サイト

海外旅行におすすめのレンタルサービス
サービス レンタル料金(韓国) レンタル料金(ハワイ) レンタル料金(パリ) 公式サイト
WiFiBOX 1GB:690円/日
無制限:990円/日
1GB:690円/日
無制限:990円/日
1GB:890円/日
無制限:1,090円/日

公式サイト

フォートラベル
GLOBAL WiFi
1.1GB:587円/日
無制限:769円/日
1.1GB:579円/日
無制限:819円/日
1.1GB:458円/日
無制限:554円/日

公式サイト

ZEUS WiFi
for Global
1GB:620円/日
無制限:800円/日
1GB:610円/日
無制限:850円/日
1GB:740円/日
無制限:770円/日

公式サイト



速度制限がかかる条件は何ですか?

ポケット型WiFiは最大データ容量を超えると速度制限がかかります。

各サービスの制限時の通信速度と最大データ容量は表の通りです。

サービス データ容量 制限時の通信速度
ドコモ ~30GB 128kbps〜1Mbps
WiMAX 実質無制限 制限なし
(WiMAX +5G)
Rakuten WiFi Pocket 実質無制限 制限なし
(楽天回線)
ソフトバンク ~50GB 128Kbps
ワイモバイル 7GB
実質無制限 ※4G
128kbps〜1Mbps

WiMAXやRakuten WiFi Pocketは実質無制限で利用可能ですが、一定期間内の大量データ使用で混雑時に速度制限される可能性があります。

ただし、具体的な制限条件は公表されていないため、基本的にはデータ容量を気にせず利用できます。

なお、WiMAXのプラスエリアモードでは30GB/月を超えると128kbpsに制限されるので注意が必要です。

まとめ

今回は、ポケット型WiFiの通信速度を比較する方法や実測値が速いおすすめのポケット型WiFiなどを紹介しました。

実測値が速く、おすすめのポケット型WiFiは以下の5社です。

月額料金やデータ容量などを参考に、自分にあったサービスを選んでください。

そのほかにもポケット型WiFiの速度が遅くなってしまう原因や対処法などを紹介しました。いざという時に備えて覚えておきましょう。